音泉日記~音楽の温泉~

イマジン~ジョン・レノン

John Lennon が1971年に発表し、全米・全英はもちろんのこと日本でも1位を獲得したアルバム[イマジン(Imagine)]の製作過程を明らかにした『イマジン:アルティメイト・コレクション(Imagine : The Ultimate Collection)』が、2018年10月5日にリリースされました。

[イマジン]は、John Lennonthe Beatles 解散後にソロとして1970年12月にリリースした[ジョンの魂(John Lennon / Plastic Ono Band)]に続いて、1971年秋(アメリカでは9月、イギリスでは10月)に発表したアルバムです。[ジョンの魂]は全米6位・全英8位(日本は5位で、オランダでは1位)でしたが、[イマジン]は全米・全英・日本で1位となったばかりでなく、オランダ・イタリア・オーストラリア・ノルウェーでも1位を記録している John Lennon 最大のヒット作です。
レコーディングには、George Harrison がギターで参加しているほか、the Beatles のアルバム[リボルバー(Revolver)]のジャケットのイラストを描いた Klaus Voormann がベースを担当しています。Klaus Voormann は、John LennonOno Yoko と結成した Plastic Ono Band に入り、George HarrisonRingo Starr のソロ活動にも参加していたため、Paul McCartney の代わりのベーシストとなり、the Beatles が再結成されるのでは?という噂もありました。ドラムスは、後に Yes のメンバーになる Alan White や、Derek And The Dominos のメンバーである Jim Gordon、それに Jim Keltner が担当しています。Ringo Starr は前作[ジョンの魂]には参加していましたが、この時は映画[盲目ガンマン(Blindman)]に出演するための撮影があり、レコーディングには参加できませんでした。また、the Rolling Stones と親交の厚い Nicky Hopkins がピアノを演奏しており、アップルレコードからデビューした BadfingerJoey MollandTom Evans も参加しています。アルバム中2曲「イッツ・ソー・ハード」「兵隊にはなりたくない」では、King Curtis がサックスを演奏しています。

Imagine_CARD

[イマジン]は、反戦を掲げ、愛と平和を希求する、という John Lennon が持つ一つの生き方を象徴するアルバムといえます。オリジナルの[イマジン]には収録されていませんが、[イマジン:アルティメイト・コレクション]の方には、同時期に発表され、どのアルバムにも収録されていない「パワー・トゥ・ザ・ピープル」や「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」も含まれています。
反戦ソングとして「兵隊にはなりたくない」という曲があります。この曲のクレジットは、かつては「I Don't Want to Be A Soldier」でしたが、2010年10月に限定発売された4枚組CDベスト盤[ギミ・サム・トゥルース(Gimme Some Truth)]の頃には「I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die」へと変わり、兵士になりたくないだけでなく死にたくない、となっています。
愛についての歌った曲も多いのですが、極めつけはアルバム最後の楽曲「オー・ヨーコ!」といえるでしょう。John Lennon の生涯のパートナーとなる Ono Yoko に捧げたストレートなラヴソングで、最後はハーモニカで愛を奏でています。シングルカットをする話がありましたが、「自分のイメージに合わない」といって照れくさく断ったといいます。
もうひとつ特徴的なこととして、the Beatles 解散でのゴタゴタを引きずるような Paul McCartney を意識した曲が存在していることが挙げられます。1971年5月に発表した Paul McCartney のアルバム[ラム(Ram)]の収録曲「トゥ・メニー・ピープル(Too Many People)」や「3本足(3 Legs)」で、John Lennon をはじめ George HarrisonRingo Starr を揶揄していたことに憤慨し、「ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?)」を作っています。Paul McCartney が作曲した「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)」「イエスタデイ(Yesterday)」「アナザー・デイ(Another Day)」を引き合いに出し、Paul McCartney 死亡説についても歌っています。「眠れるかい?」というのも、大きな目をしていて寝ている時も閉じていないのでは、と言われている Paul McCartney のことを皮肉ったものです。「クリップルド・インサイド」も、外面を取り繕っても心は歪んでいるという人間性を風刺したもので、Paul McCartney を意識して作ったのでは、と言われています。
また、the Beatles 時代に原型ができていたという曲もあります。「ジェラス・ガイ」は、the Beatles のメンバー全員がインドに滞在していた時に、導師 Maharishi Mahesh Yogi から受けた講和をもとに作られたもので「チャイルド・オブ・ネイチャー(Child Of Nature)」というタイトルがつけられていました。しかし、同じようにして作られた Paul McCartney の「マザー・ネイチャーズ・サン(Mother Nature's Son)」が、当時作成中であった一般的にホワイトアルバムと呼ばれている[ザ・ビートルズ(The Beatles)]に収録されてしまい、「チャイルド・オブ・ネイチャー」は未発表のままとなっていましたが、歌詞を女性に対する自分自身の心情を語るものとし、タイトルを「ジェラス・ガイ」に変えてバラード調のアレンジをして、アルバム[イマジン]にて発表することとなりました。この曲は、1981年に Roxy MusicJohn Lennon 追悼としてカバーしシングルとして発売したところ、全英1位を獲得しました。ちなみに、ホワイトアルバムの50周年記念として発売された「イーシャーデモ」集に「チャイルド・オブ・ネイチャー」が収録されています。
真実が欲しい」も the Beatles 時代の「ゲット・バック・セッション」でレコーディングはされていたものの完成には至らなかった曲です。John Lennon が亡くなった後、ベストアルバム[ジョン・レノン・コレクション(The John Lennon Collection)]が製作された際、1982年のアルバム[ジョンの魂]に収録されていた「ラヴ(Love)」がシングルカットされましたが、「真実が欲しい」がB面曲になっています。
ゲット・バック・セッション」ではタイトルソング「イマジン」の原型となる曲もレコーディングされていたとのことです。「イマジン」は、Ono Yoko が1964年に出版した「グレープフルーツ」という本から John Lennon がインスピレーションを受けて作った曲で、詞は Ono Yoko との共作とすべきであったと後悔していたという話があり、それを受けて2017年に「イマジン」のクレジットは、Johnn Lennon から、Lennon / Ono に変わっています。「オー・マイ・ラヴ」も共作曲で、クレジットが Lennon / Ono になっています。

[イマジン:アルティメイト・コレクション]は、アルバム[イマジン]の製作過程を明らかにしようという試みで、各楽曲のデモ演奏や未発表テイクがふんだんに収められています。

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CD2 アルティメイト・ミックス ディスク2
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LP2 アウトテイクス

Imagine_DISC


CD Disc1
アルバム/アルティメイト・ミックス ディスク1 - The Alubum / The Ultimate Mixes disc 1
リミックス・イン・ステレオ 16-44.1 - Remix in Stereo 1.6-44.1

アルバム Album
1. イマジン - Imagine
2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die
6. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
7. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
9. ハウ? = How?
10. オー・ヨーコ! - Oh Yoko!

シングルズ&エクストラズ - The Singles & Extras
11. パワー・トゥ・ザ・ピープル - Power To The People
12. ウェル(ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー) - Well... (Baby Please Don't Go)
13. ゴッド・セイヴ・アス - God Save Us
14. ドゥ・ジ・オズ - Do The Oz
15. ゴッド・セイヴ・オズ - God Save Oz
16. ハッピー・クリスマス(戦争は終った) - Happy Xmas (War Is Over)

CD Disc2
アルティメイト・ミックス ディスク2 - The Ultimate Mixes disc 2
ニュー・ミックス・イン・ステレオ 16-44.1 - New Mix in Stereo 1.6-44.1

エレメンツ・ミックス - Elements Mixes
1. イマジン(ストリングス・オンリー) - Imagine (strings only)
2. ジェラス・ガイ(ピアノ、ベース&ドラムス) - Jealous Guy (piano, bass & drums)
3. オー・マイ・ラヴ(ヴォーカル・オンリー) - Oh My Love (vocals only)
4. ハウ?(ストリングス・オンリー) - How? (strings only)

アルバム・アウトテイクス Album out-takes
5. イマジン(デモ) - Imagine (demo)
6. イマジン(テイク1) - Imagine (take 1)
7. クリップルド・インサイド(テイク3) - Clippled Inside (take 3)
8. クリップルド・インサイド(テイク6・オルタネイティヴ・ギター・ソロ) - Clippled Inside (take 6 alt guitar solo)
9. ジェラス・ガイ(テイク9) - Jealous Guy (take 9)
10. イッツ・ソー・ハード(テイク6) - It's So Hard (take 6)
11. 兵隊にはなりたくない(テイク11) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 11)
12. 真実が欲しい(テイク4) - Gimme Some Truth (take 4)
13. オー・マイ・ラヴ(テイク6) - Oh My Love (take 6)
14. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク1&2) - How Do You Sleep? (take 1&2)
15. ハウ?(テイク31) - How? (take 31)
16. オー・ヨーコ!(バハマ1969) - Oh Yoko! (bahamas 1969)

シングルズ・アウトテイクス - Singles out-takes
17. パワー・トゥ・ザ・ピープル(テイク7) - Power To The People (take 7)
18. ゴッド・セイヴ・アス(デモ) - God Save Us (demo)
19. ドゥ・ジ・オズ(テイク3) - Do The Oz (take 3)
20. ハッピー・クリスマス(戦争は終った)(オルタネイティヴ・ミックス) - Happy Xmas (War Is Over) (alt mix)

CD Disc3
ロウ・スタジオ・ミックス - Raw Studio Mixes
ニュー・ミックス・イン・ステレオ 16-44.1 - New Mix in Stereo 1.6-44.1

エクステンデッド・アルバム・ヴァージョンズ - Extended Alubum Versions
1. イマジン(テイク10) - Imagine (take 10)
2. クリップルド・インサイド(テイク6) - Clippled Inside (take 6)
3. ジェラス・ガイ(テイク29) - Jealous Guy (take 29)
4. イッツ・ソー・ハード(テイク11) - It's So hard (take 11)
5. 兵隊にはなりたくない(テイク4 - エクステンデッド) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 4 - extended)
6. 真実が欲しい(テイク4 - エクステンデッド) - Gimme Some Truth (take 4 - extended)
7. オー・マイ・ラヴ(テイク20) - Oh My Love (take 20)
8. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク11 - エクステンデッド) - How Do You Sleep? (take 11 - extended)
9. ハウ?(テイク40) - How? (take 40)
10. オー・ヨーコ!(テイク1 - エクステンデッド) - Oh Yoko! (take 1 - extended)

アウトテイクス - Out-takes
11. イマジン(テイク1) - Imaine (take 1)
12. ジェラス・ガイ(テイク11) - Jealous Guy (take 11)
13. 兵隊にはなりたくない(テイク21) I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 21)
14. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク1) - How Do You Sleep? (take 1)
15. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク5&6) - How Do You Sleep? (take 5&6)

CD Disc4
エヴォリュージョン・ドキュメンタリー - The Evolution Documentary
ニュー・ミックス・イン・モノ 16-44.1 - New Mix in Mono 16-44.1

アルバム・トラック・オンリー - Alubum tracks only
1. イマジン - Imagine
2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die
6. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
7. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
9. ハウ? = How?
10. オー・ヨーコ! - Oh Yoko!

Blu-ray Disc1
イマジン:アルティメイト・ミックス - the ultimate mixes

アルバム - The Album
リミックス・イン・5.1 & ステレオ 24-96 - Remix in 5.1 & Stereo 24-96
1. イマジン - Imagine
2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die
6. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
7. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
9. ハウ? = How?
10. オー・ヨーコ! - Oh Yoko!

シングルズ&エクストラズ - Singles & Extras
リミックス・イン・5.1 & ステレオ 24-96 - Remix in 5.1 & Stereo 24-96
1. パワー・トゥ・ザ・ピープル - Power To The People
2. ウェル(ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー) - Well... (Baby Please Don't Go)
3. ゴッド・セイヴ・アス - God Save Us (Bill Eliot vocal)
4. ドゥ・ジ・オズ - Do The Oz
5. ゴッド・セイヴ・オズ - God Save Oz (John Lennon vocal)
6. ハッピー・クリスマス(戦争は終った) - Happy Xmas (War Is Over)

4チャンネル・ミックス - The Quadrasonic Mixes
リマスター・イン・クォード 4.0 24-96 - Remastered in Quad 4.0 24-96
(オリジナル・1971年4チャンネル・アルバム・リマスター)
1. イマジン - Imagine
2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die
6. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
7. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
9. ハウ? = How?
10. オー・ヨーコ! - Oh Yoko!

アウトテイクス - The Out-takes
ニュー・ミックス・イン・5.1 & ステレオ 24-96 - New Mix in 5.1 & Stereo 24-96
1. イマジン(デモ) - Imagine (demo)
2. イマジン(テイク1) - Imagine (take 1)
3. クリップルド・インサイド(テイク3) - Clippled Inside (take 3)
4. クリップルド・インサイド(テイク6・オルタネイティヴ・ギター・ソロ) - Clippled Inside (take 6 alt guitar solo)
5. ジェラス・ガイ(テイク9) - Jealous Guy (take 9)
6. イッツ・ソー・ハード(テイク6) - It's So Hard (take 6)
7. 兵隊にはなりたくない(テイク11) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 11)
8. 真実が欲しい(テイク4) - Gimme Some Truth (take 4)
9. オー・マイ・ラヴ(テイク6) - Oh My Love (take 6)
10. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク1&2) - How Do You Sleep? (take 1&2)
11. ハウ?(テイク31) - How? (take 31)
12. オー・ヨーコ!(バハマ1969) - Oh Yoko! (bahamas 1969)
13. パワー・トゥ・ザ・ピープル(テイク7) - Power To The People (take 7)
14. ゴッド・セイヴ・アス(デモ) - God Save Us (demo)
15. ドゥ・ジ・オズ(テイク3) - Do The Oz (take 3)
16. ハッピー・クリスマス(戦争は終った)(オルタネイティヴ・ミックス) - Happy Xmas (War Is Over) (alt mix)

Blu-ray Disc2
イン・ザ・スタジオ・アンド・ディーパー・リスニング - in the studio and deeper listening

ロウ・スタジオ・ミックス/エクステンデッド・アルバム・ヴァージョンズ - The Raw Studio Mixes / Extended Album Versions
ニュー・ミックス・イン・5.1 & ステレオ 24-96 - New Mix in 5.1 & Stereo 24-96
1. イマジン(テイク10) - Imagine (take 10)
2. クリップルド・インサイド(テイク6) - Clippled Inside (take 6)
3. ジェラス・ガイ(テイク29) - Jealous Guy (take 29)
4. イッツ・ソー・ハード(テイク11) - It's So hard (take 11)
5. 兵隊にはなりたくない(テイク4 - エクステンデッド) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 4 - extended)
6. 真実が欲しい(テイク4 - エクステンデッド) - Gimme Some Truth (take 4 - extended)
7. オー・マイ・ラヴ(テイク20) - Oh My Love (take 20)
8. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク11 - エクステンデッド) - How Do You Sleep? (take 11 - extended)
9. ハウ?(テイク40) - How? (take 40)
10. オー・ヨーコ!(テイク1 - エクステンデッド) - Oh Yoko! (take 1 - extended)

ロウ・スタジオ・ミックス/アウト・テイクス - The Raw Studio Mixes / Out-tracks
ニュー・ミックス・イン・5.1 & ステレオ 24-96 - New Mix in 5.1 & Stereo 24-96
1. イマジン(テイク1) - Imagine (take 1)
2. クリップルド・インサイド(テイク3) - Clippled Inside (take 3)
3. クリップルド・インサイド(テイク6・オルタネイティヴ・ギター・ソロ) - Clippled Inside (take 6 alt guitar solo)
4. ジェラス・ガイ(テイク11) - Jealous Guy (take 11)
5. 兵隊にはなりたくない(テイク21) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 21)
6. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク1) - How Do You Sleep? (take 1)
7. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク5&6) - How Do You Sleep? (take 5&6)
8. ハウ?(テイク7-10) - How? (take 7-10)
9. ハウ?(テイク40・オルタナティヴ・ヴォーカル) - How? (take 40 alt vocal)
10. オー・ヨーコ!(テイク1・トラッキング・ヴォーカル) - Oh Yoko! (take 1 tracking vocal)

エレメンツ・ミックス・フロム・マスター・マルチトラックス - The Elements Mixes From the Master Multitracks
ニュー・ミックス・イン・5.1 & ステレオ 24-96 - New Mix in 5.1 & Stereo 24-96
1. イマジン(ストリングス) - Imagine (strings)
2. クリップルド・インサイド(アップライト・ベース&ドラムス) - Clippled Inside (upright bass & drums)
3. ジェラス・ガイ(ピアノ、ベース&ドラムス) - Jealous Guy (piano, bass & drums)
4. イッツ・ソー・ハード(ストリングス) - It's So Hard (strings)
5. 兵隊にはなりたくない(ギター、ベース&ドラムス) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (guitar, bass & drums)
6. 真実が欲しい(エレクトリック・ピアノ&ギター) - Gimme Some Truth (electric piano & guitar)
7. オー・マイ・ラヴ(ヴォーカルズ) - Oh My Love (vocals)
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(ストリングス) - How Do You Sleep? (strings)
9. ハウ?(ストリングス) - How? (strings)
10. オー・ヨーコ!(アコースティック) - Oh Yoko! (acoustic)

エヴォリュージョン・ドキュメンタリー - The Evolution Documentary
ニュー・ミックス・イン・モノ 24-96 - New Mix in Mono 24-96
1. イマジン - Imagine
2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die
6. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
7. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
9. ハウ? = How?
10. オー・ヨーコ! - Oh Yoko!
11. パワー・トゥ・ザ・ピープル - Power To The People
12. ウェル(ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー) - Well... (Baby Please Don't Go)
13. ゴッド・セイヴ・アス/ゴッド・セイヴ・オズ - God Save Us / God Save Oz
14. ドゥ・ジ・オズ - Do The Oz
15. ハッピー・クリスマス(戦争は終った) - Happy Xmas (War Is Over)
16. ティッテンハースト・パーク - Tittenhurst Park

イマジン ジョン&ヨーコ - エリオット・ミンツ・インタヴュー - Imagine John & Yoko - The Elliot Mintz interviews
ニュー・ミックス・イン・モノ 24-96 - New Mix in Mono 24-96

LP1
リミックス・アルバム - Remix Album

sideA
1. イマジン - Imagine
2. クリップルド・インサイド - Crippled Inside
3. ジェラス・ガイ - Jealous Guy
4. イッツ・ソー・ハード - It's So Hard
5. 兵隊にはなりたくない - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die

sideB
6. 真実が欲しい - Gimme Some Truth
7. オー・マイ・ラヴ - Oh My Love
8. ハゥ・ドー・ユー・スリープ?(眠れるかい?) - How Do You Sleep?
9. ハウ? = How?
10. オー・ヨーコ! - Oh Yoko!

LP2
アウトテイクス - Out-takes

sideA
1. イマジン(デモ) - Imagine (demo)
2. イマジン(テイク1) - Imagine (take 1)
3. クリップルド・インサイド(テイク3) - Clippled Inside (take 3)
4. クリップルド・インサイド(テイク6・オルタネイティヴ・ギター・ソロ) - Clippled Inside (take 6 alt guitar solo)
5. ジェラス・ガイ(テイク9) - Jealous Guy (take 9)
6. イッツ・ソー・ハード(テイク6) - It's So Hard (take 6)

sideB
7. 兵隊にはなりたくない(テイク11) - I Don't Wanna Be A Soldier Mama I Don't Wanna Die (take 11)
8. 真実が欲しい(テイク4) - Gimme Some Truth (take 4)
9. オー・マイ・ラヴ(テイク6) - Oh My Love (take 6)
10. ハウ・ドゥ・ユー・スリープ?(眠れるかい?)(テイク1&2) - How Do You Sleep? (take 1&2)
11. ハウ?(テイク31) - How? (take 31)
12. オー・ヨーコ!(バハマ1969) - Oh Yoko! (bahamas 1969)



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tag : ジョン・レノン ビートルズ

2018-12-12 : ロック :

エジプト・ステーション~ポール・マッカートニー

Paul McCartney が、5年ぶりに発表したアルバム[エジプト・ステーション(Egypt Station)]が、全米チャート1位を獲得しました。チャート首位は、1982年のアルバム[タッグ・オブ・ウォー(Tug Of War)]以来となる36年ぶりで、しかも初登場1位という快挙です。日本のチャートでは、9月17日付けオリコン週間ランキングで6位となっています。

Egypt Station
デジタルミュージック

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1988年に画家としての Paul McCartney が描いた絵のタイトルが「エジプト・ステーション」で、それをアルバムジャケットとして採用しています。横長の絵であるため、CDジャケットは6つ折となっていて、その裏面には歌詞がプリントされています。アルバムのオープニングとエンディングはステーション(駅)を意識した楽曲となっており、『音楽の旅へリスナーを誘う』というコンセプトのアルバムとして作り上げられています。

プロデューサーはグレッグ・カースティン(Greg Kurstin)で、米グラミー賞最優秀プロデューサーを2年連続で受賞しており、アデル(Adele)やベック(Beck)にリアム・ギャラガー(Liam Gallegher)、フー・ファイターズ(Foo Fighters)などの作品を手掛けています。
1曲「ファー・ユー」だけはスケジュールの関係で、ワンリパブリック(OneRepublic)というバンドのフロントマンであるライアン・テダー(Ryan Tedder)が担当していますが、彼はアデルやビヨンセ(Beyonce)、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)などに曲を提供しています。

EgyptStation_SEAL

アルバム[エジプト・ステーション]の構成としては、1曲目の「オープニング・ステーション」で幕が上がり、15曲目の「ステーションII」で一度幕を下ろした後、アンコールとして16曲目のメドレー「ハント・ユー・ダウン/ネイキッド/C-リンク」が用意されているというスタイルですが、そのあとにボーナストラックが2曲あり、全部で18曲収録されています。

オープニング・ステーション」と「ステーションII」はサウンドコラージュ風のインストゥルメンタル曲です。
2曲目「アイ・ドント・ノウ」と3曲目「カム・オン・トゥ・ミー」は先行シングルとして両A面扱いで発売されています。「アイ・ドント・ノウ」は、アビーロードスタジオで行なったシークレットギグの時、アルバムで1曲だけ好きな曲を選ぶとしたらという問いかけに Paul McCartney が選んだ曲です。「カム・オン・トゥ・ミー」では、ダンス動画の募集を行なったのですが、その際、Paul McCartney 自身が踊る動画を公開しています。
6曲目「ファー・ユー」もシングルとして配信されています。もともとはアルバム制作のオフ日だったのに、どうしてもレコーディングをしたくなってしまい、グレッグ・カースティンは都合がつかなかったのでライアン・テダーにプロデュースを依頼したという意欲作です。

[エジプト・ステーション]の作成においては、インスパイアや影響を受けてできた曲があるとのことです。5曲目「フー・ケアズ」は、テイラー・スウィフトと彼女の若いファンとの親密な関係性に影響を受けたもので、なんらかの問題を抱えながら生きている若者たちを助けるアドバイスとして作ったファンキーな楽曲です。16曲目の「ハント・ユー・ダウン」は、プリンス(Prince)にインスパイアされたもので、他に1997年のアルバム[フレイミング・パイ(Flaming Pie)]」収録の「イフ・ユー・ウォナ(If You Wanna)」も含め、「この2曲は間違いなくプリンスから影響を受けたね。僕はずっと大ファンだったから。」と Paul McCartney は語っています。

14曲目「ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス」は、日本滞在時に読んだ新聞に気候変動に関する記事があり、そこに書かれていたフレーズをそのまま曲タイトルにしたとのことです。この曲の歌詞は、気候変動に関するパリ協定からの離脱を表明したドナルド・トランプ(Donald Trump)を揶揄したもので、曲構成も組曲風に展開するドキュメンタリー調になっています。
政治的な志向としては、イスラエルとパレスチナを訪れたうえでのメッセージソングとして、8曲目「ピープル・ウォント・ピース」で平和を訴えています。
11曲目「バック・イン・ブラジル」は、ブラジルでのツアー中のオフ日にピアノを弾いている時に浮かんだリフをもとに生まれたブラジル人の若いカップルの物語で、ラテンをイメージしたブラジリアン・リズムのダンスナンバーです。歌詞中に日本語の「イチバン」というのがありますが、ブラジルでマッサージを受けている時に日本女性から聞いた言葉で、彼女から「ナンバー1」という意味だと教えられて採用することにしたそうです。

12曲目「ドゥ・イット・ナウ」は、Paul McCartney の父親の口癖から生まれたもので、強く印象に残っているフレーズだったようです。
7曲目の「コンフィダンテ」も、子供のころはいつも弾いていた古いマーティンのギターのことを歌った曲で、フランス語の「心の友」という言葉をタイトルにしています。ギターはフランス語では女性名詞なので、男性の親友「confidant」ではなく、女性の親友という「confidante」を使ったようです。
9曲目「ハンド・イン・ハンド」は、父親のピアノを弾いていた時に見つけたコードからできたバラードで、現在の奥さんナンシー・シェベル(Nancy Shevell)とともに手と手をとりあって歩む人生について歌ったものです。

それから13曲目「シーザー・ロック」は古代ローマの皇帝であるシーザー(Caesar)を曲タイトルにしていますが、歌詞自体は一人の女性をとりあげたもので、サビにある「She's a rock」のごろ合わせとして曲のタイトルを決めたというおちゃめなものです。
16曲目「ハント・ユー・ダウン/ネイキッド/C-リンク」は、リスナーが音楽の旅から戻ってきた後のアンコールのように用意された楽曲で、しかも[アビー・ロード(Abbey Road)]のB面メロデーのようにバラエティに富んだ展開になっています。
そして、2度目のアンコールに応えるかのようにボーナストラックが2曲用意されているというのも、Paul McCartney らしい心配りといえるものです。「ゲット・スターテッド」は the Beatles 後期の頃を思い起こさせるような印象があり、最後の方ではフェイドアウトした後にまた曲が続くというスタイルです。「ナッシング・フォー・フリー」はモダンでエレクトリカルなリズムに乗るキャッチ―なダンスソングです。

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1. オープニング・ステーション - Opening Station
2. アイ・ドント・ノウ - I Don't Know
3. カム・オン・トゥ・ミー - Come On To Me
4. ハッピー・ウィズ・ユー - Happy With You
5. フー・ケアズ - Who Cares
6. ファー・ユー - Fuh You
7. コンフィダンテ - Confidante
8. ピープル・ウォント・ピース - People Want Peace
9. ハンド・イン・ハンド - Hand In Hand
10. ドミノズト - Dominoes
11. バック・イン・ブラジル - Back In Brazil
12. ドゥ・イット・ナウ - Do It Now
13. シーザー・ロック - Caesar Rock
14. ディスパイト・リピーティッド・ウォーニングス - Despite Repeated Warnings
15. ステーションII - Station II
16. ハント・ユー・ダウン/ネイキッド/C-リンク - Hunt You Down/Naked/C-Link
17. ゲット・スターテッド(ボーナストラック) - Get Started
18. ナッシング・フォー・フリー(ボーナストラック) - Nothing For Free

EgyptStation_CD

10月31日から日本で「フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー(FRESHEN UP JAPAN TOUR)2018」が開催されます。10月31日・11月1日が東京ドーム、11月5日には両国国技館、11月8日はナゴヤドームとなっています。国技館での開催は、相撲ファンである Paul McCartney の希望により実現したとのことです。



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tag : ポール・マッカートニー ビートルズ

2018-10-31 : ロック :

インヴィジブル・タッチ~ジェネシス

Genesis のアルバム[インヴィジブル・タッチ(Invisible Touch)]が、日本経済新聞2018年6月27日夕刊の『プログレの軌跡』という記事で採り上げられました。『プログレの軌跡』は、文字通りプログレッシヴロックの経緯についての4週連続記事で、キーボーディストであり東京音楽大学の教授でもある難波弘之さんが執筆されたものです。the Beatles の[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)]に始まり、Pink FloydKing CrimsonEmerson Lake & PalmerYes についての記事に続いて、最終回の4回目で Genesis に触れています。

Genesis は、1967年にイギリスのエリート校であるパブリックスクール「チャーターハウス校」の同級生であった Peter Gabriel (ヴォーカル) Anthony Phillips (ギター) Mike Rutherford (ベース) Tony Banks (キーボード) Chris Stewart (ドラムス) が結成した5人編成のバンドで、学校の先輩にあたる人気プロデューサーの Jonathan King により、デッカレコードから1968年2月にシングル「死せる太陽(The Silent Sun)」でデビューします。
翌年3月にはファーストアルバム[創世記(From Genesis To Revelation)]を発表しますが、当時アメリカに同じ名前のバンドが存在していたことでバンド名を記載できなかったり、プロデューサーである Jonathan King に迎合してポップ色が強い作風となったり、といったことから評価を得るには至らず、デッカレコードとの契約が終わります。

そこで、メンバーは自分たちのアイデンティティを確認し、フロントマンであるヴォーカリスト Peter Gabriel の個性が感じられる演劇的要素のある構成の複雑なアートロックへと舵を切ります。
バンドメンバーはドラムスが交代し、ファーストアルバム作成中に同級生であった John Silver へと代わりますが、アルバム制作後に大学進学を理由に脱退することになり、メンバー公募で John Mayhew が加入します。その頃、プログレッシヴロック・バンドである Rare Bird と共演し、彼らが所属していたカリスマレコードと契約をして、1970年にセカンドアルバム[侵入(Trespass)]を作成します。このアルバムは、AB面ともに3曲ずつの計6曲収録で、電子楽器(メロトロン・オルガン)に12弦ストリングギターが絡む緊張感のある複雑な構成の楽曲が並ぶもので、その後の Genesis のベースとなるプログレッシヴロック的なアプローチが感じられる作品です。

このアルバム完成後、ギタリストの Anthony Phillips が健康上の理由ということでバンドを去り、ドラマーの John Mayhew はテクニック的に問題ありとして抜けることになります。その後任として加入してきたのが、Steve Hackett (ギター)と Phil Collins (ドラムス)の2人で、いわゆる黄金ラインナップができあがります。

・ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel) - Vocal & Guitar
・マイク・ラザフォード(Mike Rutherford) - Bass
・トニー・バンクス(Tony Banks) - Keyboard
・スティーヴ・ハケット(Steve Hackett) - Guitar
・フィル・コリンズ(Phil Collins) - Drums & Vocal

このメンバーで作成したのが、1971年のサードアルバム[怪奇骨董音楽箱(Nursery Cryme)]で、ストーリー性のあるコンセプトアルバムとして作られており、プログレッシヴロック・バンドとしての評価を確立します。全英チャートでは前作が98位でしたが、こちらは39位まで上がり、イタリアでは4位となります。
続く、1972年の4枚目のアルバム[フォックストロット(Foxtrot)]は23分の大作「サパーズ・レディ(Supper's Ready)」を含む作品で、King Crimson から譲り受けたというメロトロンにより叙情性と演劇性が醸し出された初期 Genesis の傑作といわれており、全英チャート12位となります。
1973年にリリースした5枚目のアルバム[月影の騎士(Selling England By The Pound)]はメロディカルでシンフォニックな作風となり、全英チャートでは3位を記録し、2曲目「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク(I Know What I Like (In Your Wardrobe))」はシングルカットされて21位となっています。
6枚目のアルバムとなる1974年の[眩惑のブロードウェイ(The Lamb Lies Down On Broadway)]は全英チャートで10位となった2枚組のコンセプトアルバムですが、Peter Gabriel 主導で作成されたもので、バンド内の摩擦を生んでしまったため、このアルバムを以て Peter Gabriel は脱退し、ソロ活動を始めることになります。

ヴォーカリストがいなくなったことからオーディションを行なうものの適任が見つからず、Phil Collins がドラムスだけでなくヴォーカルも担当することになります。それまで Genesis でのリーダー役は Peter Gabriel でしたが、Phil Collins を中心とするバンドへとなり、リズム感が意識されAOR色が強まっていきます。
1976年リリースの7枚目のアルバム[トリック・オブ・ザ・テイル(A Trick Of The Tail)]は、Phil Collins がヴォーカル担当になったことから、サポートドラマーとして、Bill Bruford が協力した作品で、スケール感があり叙情性あふれるメロディアスなサウンドに仕上がっています。全英チャートで3位、全米チャートでも31位となり、4人編成の Genesis が評価された形です。
同じ年に発売した8枚目のアルバム[静寂の嵐(Wind And Wuthering)]も、[トリック・オブ・ザ・テイル]のティストを継承し、キーボードが主体となったドラマティックでシンフォニックなサウンドが展開する作品で、全英チャートでは7位でしたが、全米チャートでは26位になっています。しかし、このアルバムを最後に Steve Hackett が脱退してしまいます。

3人となった Genesis はメンバーの補充をせず、ギターパートは Mike Rutherford が兼ねる形にして、1978年に[そして3人が残った(...And Then There Were Three...)]というタイトルのアルバムを発表します。このアルバムでは今までよりもポップス色を強めた短めの曲で構成されており、シングルカットされた「フォロー・ユー・フォロー・ミー(Follow You Follow Me)」は全英チャート7位、全米チャートでも23位となり、アルバムも全英チャート3位、全米チャートは14位を記録します。
この後の Genesis は3人編成のバンドとして活動をしていくこととなりますが、当時の音楽の流行に合わせるかのようにサウンドを変化させていくことになります。
1980年発売のアルバム[デューク(Duke)]は初めて全英チャート1位となった作品で、ドラムマシンを使用されており、ポップソングで彩られた感がありますが、アルバムの最後は組曲風の楽曲も用意されています。シングルカットされた「ターン・イット・オン・アゲイン(Turn It On Again)」は全英8位(全米は58位)、「ミスアンダースタンディング(Misunderstanding)」は全米14位(全英42位)となっています。
この頃、Tony BanksMike Rutherford はソロアルバムをリリースし、Phil Collins も、Brand X に参加してジャズやフュージョンを演奏するほか、全英チャート1位、全米チャート7位となるソロアルバム[夜の囁き(Face Value)]を発売するなど、個々の活動を始めており、そのティストが Genesis にフィードバックされるようになります。
1981年に発表したアルバム[アバカブ(Abacab)]も全英チャート1位となり全米チャートでも7位を記録します。シングルとなった「ノー・リプライ・アット・オール(No Reply At All)」には、Earth, Wind & Fire のホーン・セクションが参加するなど、よりポップ志向が強くなった印象です。
その後、3人ともソロアルバムを発表しますが、1982年発売の Phil Collins のセカンドアルバム[心の扉(Hello, I Must Be Going!)]は、全英チャート2位、全米チャート8位となります。
1983年になると、バンド名をタイトルにしたアルバム[ジェネシス(Genesis)]を発表し、全英チャートでは3作連続での1位獲得となり、全米チャートも9位になります。各メンバーのソロ活動が活発になったことをふまえ、原点回帰を意識したアルバムとしてバンド初期の怪奇性や叙情感を加味した楽曲を作り、「ママ(Mama)」全英4位(全米73位)、「ザッツ・オール(That's All)が全米6位(全英16位)といったシングルヒットが生まれています。
1984年になると、Phil Collins のシングル「見つめて欲しい(Against All Odds(Take A Look At Me Now))」が映画『カリブの熱い夜』の主題歌となり全米1位(全英2位)を記録する大ヒット曲となり、続いてリリースした Philip Bailey とのデュエット曲「イージー・ラヴァー(Easy Lover)」は全英1位(全米2位)、その次のシングル「ワン・モア・ナイト(One More Night)」が全米1位(全英4位)になります。翌1985年にリリースしたサードアルバム[フィル・コリンズIII(No Jacket Required)]は全米全英ともに1位となり、シングル「ススーディオ(Sussudio)」もまた全米1位(全英12位)を記録し、Phil Collins はNo1ヒットメーカーとして絶頂期を迎えます。

そして、1985年に[インヴィジブル・タッチ]をリリースします。3人体制となった Genesis が進めてきたポップロック(プログレッシヴ・ポップ)の頂点を極めたアルバムで、全英チャートでは4作連続の1位となり、全米チャートは最高位となる3位を記録し、世界で1500万枚を売上げるという大ヒットになりました。

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1. Invisible Touch - インヴィジブル・タッチ
2. Tonight, Tonight, Tonight - トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト
3. Land Of Confusion - 混迷の地
4. In Too Deep - イン・トゥー・ディープ
5. Anything She Does - エニシング・シー・ダズ
6. Domino - ドミノ
-1. In The Glow Of The Night - 静寂の夜
-2. The Last Domino - ザ・ラスト・ドミノ
7. Throwing It All Away - スローイング・イット・オール・アウェイ
8. The Brazilian - ザ・ブラジリアン

タイトルチューンである「インヴィジブル・タッチ」は、シンセドラムのビートに踊るアメリカンな明るく軽快なポップソングになっており、シングルカットされて Genesis 初で唯一の全米チャート1位を獲得しています。全英チャートでは15位でした。ちなみに、Genesis のシングルでの全英最高位は「ママ」の4位です。
トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト」は、9分弱もあり間奏部分をしっかり聴かせようというプログレバンドらしい構成ですが、サビの部分はキャッチ―なメロディーで曲タイトルを歌っています。この曲は5枚目のシングルカット曲になり、全米3位となっています。
混迷の地」は、デジタルビートでリズムを強調したアップテンポな楽曲で、3枚目のシングルカットとして全米4位になっています。また、政治家を風刺したかのようなパペット人形によるミュージックビデオが、グラミー賞で最優秀コンセプト・ミュージック・ビデオ賞を受賞しています。
イン・トゥー・ディープ」は、しっとりしたバラード曲で Phil Collins のソロアルバムに収録されていても違和感のないような印象です。4枚目のシングルとしてリリースされ、全米3位になっています。
エニシング・シー・ダズ」になると、ホーンセクションのパートがあるアップテンポのロックサウンドを聴くことができ、ドライブミュージックになりそうな楽しく軽快なナンバーです。
ドミノ」は2部構成の組曲となっていますが、それぞれ単独の曲としても聴くことができるものです。「静寂の夜」の方は、Phil Collins がしっかりと歌い上げるバックで Tony Banks のシンセが彩りを与える形ですが、「ザ・ラスト・ドミノ」になるとリズムアップし力強さを感じさせるロックナンバーへと移っていき、途中のシンセソロを挟んでダイナミックにクライマックスに向って盛り上がっていくスタイルになっています。
スローイング・イット・オール・アウェイ」はAOR風のソフィスティケイテッドされたロックで、Phil Collins が持つサウンド感がいっぱいの楽曲で、このアルバムでは最後のヴォーカル曲になります。2枚目のシングルカット曲となり、全米4位になっています。
ザ・ブラジリアン」は、エフェクトが多用された実験的な試みをしているインストゥルメンタル・ナンバーですが、メロディラインをしっかりと奏でており、シンフォニックな構成を得意とするプログレッシヴロックバンドであることを主張しているかのようです。

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Genesis の次のアルバムは1991年の[ウィ・キャント・ダンス(We Can't Dance)]で、6年近く間隔が空きます。アルバム[インヴィジブル・タッチ]が大ヒットとなり5曲もシングルカットしていたこともありますし、Phil Collins が4枚目となるソロアルバム[バット・シリアスリー(…But Seriously)]を1989年にリリースし、全米チャートと全英チャートでともに1位を獲得したことも影響しているかもしれません。Mike Rutherford も自身のバンドである Mike + The Mechanics で活動しており、シングル「リヴィング・イヤーズ(The Living Years)」で全米チャート1位を獲得していますし、Tony Banks もソロ活動を行なっています。
アルバム[ウィ・キャント・ダンス]は、ポップチューンは影をひそめ、叙情性や間奏でのアレンジの多様性など Genesis らしさが感じられるプログレサウンドになりましたが、全英チャートでは5作連続の1位となり全米チャートでも4位となっています。シングルカットは全英全米ともにリリースしたものは4曲になりますが、「ノー・サン・オブ・マイン(No Son Of Mine)」が全米6位全英12位、「アイ・キャント・ダンス(I Can't Dance)」が全米全英とも7位で、「ホールド・オン・マイ・ハート(Hold On My Heart)」は全米16位全英12位、「ジーザス・ヒー・ノウズ・ミー(Jesus He Knows Me)」は全米20位全英23位でした。そして、1996年に Phil Collins が脱退をしてしまうので、[ウィ・キャント・ダンス]は3人体制 Genesis の最後の作品となってしまいます。

残された Mike RutherfordTony Banks は、後任のヴォーカリストとして Ray Wilson を迎えて、1997年にアルバム[コーリング・オール・ステーションズ(Calling All Stations)]を作成します。全英チャートは2位となりましたが、全米チャートは54位とふるわず、Ray Wilson は脱退してしまい、そして Genesis は1998年に活動を停止します。

1999年にリリースしたベストアルバム[ジェネシス・ベスト・アルバム(Turn It On Again : The Hits)]では、黄金期メンバー5人によるレコーディングが行なわれましたが、再結成までは至りませんでした。
ところが、2006年11月に Phil CollinsTony BanksMike Rutherford の3人による活動再開とヨーロッパツアーが発表され、2007年5月より「ターン・イット・オン・アゲイン・ツアー」が行なわれて、ライヴ・アルバム[ライヴ・オーヴァー・ヨーロッパ2007(Live over Europe 2007)]がリリースされました。このまま、Genesis は存続していくと思われましたが、2008年に Phil Collins が脊髄手術の後遺症によりレコーディングやライブ活動からの引退を表明します。これにより3人体制 Genesis の活動は不可能となり、解散宣言のないまま事実上のバンド終了状態となってしまっています。




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伝説のチャンピオン~クィーン

オリンピックなどスポーツ競技の大会で耳にすることの多いアンセム(anthem)として、Queen の「伝説のチャンピオン(We Are the Champions)」があります。
we are the champions of the world
オリンピックで金メダルを獲得した選手にふさわしい曲といえます。「伝説のチャンピオン」が収録されている Queen のアルバム[世界に捧ぐ(News Of The World)]は1977年10月に発売されましたが、2017年11月に発売40周年記念盤としてボックスセットがリリースされています。[世界に捧ぐ]は、それまではイギリスや日本ではトップ人気のバンドだった Queen を、世界のトップレベルに引き上げたアルバムで、それまでの音を積み重ねて様式美的な音世界を構築するブリティッシュロック的なサウンドから、重厚さや華美な音空間も漂わせながらもシンプルで乾いた疾走感を持つアメリカンハードロック的なサウンドに変化しており、新たな Queen への変換点といえるものです。

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Queen は、1971年に結成されたバンドです。ギタリストの Brian May とドラマーの Roger Taylor が、Tim Staffell というボーカル兼ベーシストと一緒にプレイしていた Smile というバンドがあり、1969年9月にはシングルをリリースしていたもののヒットはせず、Tim Staffell が脱退した後、Freddie Mercury が1970年にボーカリストとして加入して Queen と名乗るようになります。ベーシスト募集のオーディションに顔を出したのが John Deacon で、1971年2月に加入して4人が揃い Queen が出来上がります。

・フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury) - Vocal & Piano
・ブライアン・メイ(Brian May) - Guitar
・ロジャー・テイラー(Roger Taylor) - Drums
・ジョン・ディーコン(John Deacon) - Bass

デビューアルバムは[戦慄の王女(Queen)]で1973年に発表されましたが、曲構成が複雑でエフェクト(加工)が多いとの批判を受けます。しかし、ギター・オーケストレーションやコーラスハーモニー、オペラ風でドラマチックな曲展開など、既に Queen らしい音楽的要素が感じられるものです。[戦慄の王女]にインストゥルメンタル曲として収録されていた「輝ける7つの海(Seven Seas of Rhye)」にボーカルを加えたものをシングルカットすると全英チャート10位になり、その曲を収録した1974年発売のセカンドアルバム[クイーンⅡ(QueenII)]は全英5位となります。このアルバムは、A面をサイドホワイトと名付け Brian May の曲を中心としたもの(1曲だけ Roger Taylor が作曲)とし、B面をサイドブラックと名付け Freddie Mercury の曲だけにするという形での統一感を出したスタイルになっています。
そして、1974年に続けてリリースしたサードアルバム[シアー・ハート・アタック(Sheer Heart Attack)]でイギリスでの人気がブレイクします。先行シングル「キラー・クイーン(Killer Queen)」は全英2位を記録し、Queen の代表曲の一つとなります。日本ではこの頃に Queen の1~3枚目のアルバムが発売されて人気に火が付き、1975年の初来日では空港に1200人ものファンが押し寄せ、武道館ライブも大成功という熱烈歓迎ぶりで、「Queen を最初に認め、世界的なスターに押し上げたのは日本のファンだ」といわれるようになります。
1974年10月には Queen の人気を決定づけるシングル「ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)」が発表されます。アカペラで始まってバラードになり、オペラチックな部分をはさんでハードロックになり、最後はバラードで締めくくられるという演奏時間5分55秒の楽曲ですが、そのままどこもカットされることなくシングルレコードとして収録され、全英では9週連続1位となり全米でも最高9位を記録します。そして、この「ボヘミアン・ラプソディ」が収録された4枚目のアルバム[オペラ座の夜(A Night At The Opera)]は1975年に発売され、初の全英1位を獲得します。続く、1976年発売の5枚目のアルバム[華麗なるレース(A Day At The Races)]は、[オペラ座の夜]の続編といえるようなアルバムで、日本のファンに向けた日本語の歌詞が含まれる「手をとりあって(Teo Torriatte)」が収録されていたことから、イギリスだけでなく日本でもチャート1位となる売上になっています。※「Teo Torriatte」の綴りはなぜか「r」がダブっていました。

Queen は、[華麗なるレース]によってギター・オーケストレーションやコーラスなどの多重録音により装飾を施した壮大な印象を持つクラシック風ロックの頂点を極めたと意識し、新たなハードロックのスタイルを求めていくこととなります。その劇的な変貌の成果が[世界に捧ぐ]というアルバムになります。まだアメリカのチャートでは1位になっていなかったため、アメリカマーケットを意識したシンプルでソリッドな音作りをし、またコンサートでバンドと聴衆が一体となるようなライブ・アンセムの必要性も感じており、わかりやすく歌いやすい詞でコンサート会場をひとつにして合唱できるような楽曲が必要と考えた結果作られたのが「伝説のチャンピオン」であり「ウィ・ウィル・ロック・ユー(We Will Rock You)」です。この2曲はカップリングしてシングルカットされ、全英2位、全米では最高4位の売上となり、その時点で最もアメリカで売れた曲となりました。1977年発売の6枚目のアルバム[世界に捧ぐ]も、全米3位と当時の Queen としては最高位を記録します。全英では2位で、日本でも2位でした。

Queen_Logo

続けて1978年にリリースしたアルバムは[ジャズ(Jazz)]と名付けられたディスコファンクも取り入れたポップ感のあるものでしたが、全米6位止まりでした。しかし、1979年に発売したプレスリー風のシングル「愛という名の欲望(Crazy Little Thing Called Love)」が遂に全米1位を獲得し、1980年のアルバム[ザ・ゲーム(The Game)]も晴れて全米1位となります。[ザ・ゲーム]からのシングルカット曲「地獄へ道づれ(Another One Bites The Dust)」も全米1位をとり、しかもブラックミュージックチャートでも3週連続2位になるなど、Queen 最大のヒット曲となり、アメリカそして全世界でのトップバンドを極めることになりました。
それからは映画のサウンドトラック[フラッシュ・ゴードン(Flash Gordon)]を出し、David Bowie との共作「アンダー・プレッシャー(Under Pressure)」で全英1位となった後、「地獄へ道づれ」を意識してブラックミュージック志向の[ホット・スペース(Hot Space)]を1982年に発表しますがセールス的には今一つで、1984年に今度は[ザ・ゲーム]の延長線上にあるといえる[ザ・ワークス(The Works)]を発表すると再び全英1位をとります。「レディオ・ガ・ガ(Radio Ga Ga)」のスマッシュヒットや「ライヴエイド」への出演の後、「1986年の[カインド・オブ・マジック(A Kind Of Magic)]と1989年の[ザ・ミラクル(The Miracle)]、そして1991年[イニュエンドウ(Innuendo)]とイギリスではチャート1位を連続して記録します。

1991年11月23日、Freddie Mercury は衝撃的な声明を発表します。「私はHIVテストで陽性と診断され、AIDS患者であることが確認されました。」そして、その翌日に45歳という若さで亡くなります。Queen 結成20年目のできごとでしたが、彼の死により Queen のアルバムは世界中でチャートインすることとなり、シングル「ボヘミアン・ラプソディ」は全英史上初という同一曲2度目の1位という記録を残すことになります。そして、4年後の1995年には、Freddie Mercury が生前残していたレコーディングトラックに残されたメンバーがオーバーダビングして Queen 最後のアルバム[メイド・イン・ヘヴン(Made In Heaven)]が発表されます。このアルバムは全世界で2000万枚以上の売上を記録することとなり、Queen のスタジオ・アルバムとしては最大のヒット作になりました。

1997年に John Deacon は音楽業界から事実上引退し、そこで Brian MayRoger Taylor は、Bad Company にいた Paul Rodgers をボーカリストに迎えて、2004年から Queen + Paul Rodgers として活動を始めますが、2009年に活動を停止し、Paul RodgersBad Company に戻ってしまいます。ところが、2009年にオーディション番組で Adam Lambert を見出すとし、今度は Queen + Adam Lambert を結成し、現在も活動を続けています。

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Disc1
1. We Will Rock You - ウィ・ウィル・ロック・ユー
2. We Are The Champions - 伝説のチャンピオン
3. Sheer Heart Attack - シアー・ハート・アタック
4. All Dead, All Dead - オール・デッド
5. Spread Your Wings - 永遠の翼
6. Fight From The Inside - 秘めたる炎
7. Get Down, Make Love - ゲット・ダウン・メイク・ラヴ
8. Sleeping On The Sidewalk - うつろな人生
9. Who Needs You - 恋のゆくえ
10. It's Late - イッツ・レイト
11. My Melancholy Blues - マイ・メランコリー・ブルース

Disc2 Raw Sessions - ロウ・セッションズ
1. We Will Rock You (Alternative Version) - ウィ・ウィル・ロック・ユー (オルタナティヴ・ヴァージョン)
2. We Are The Champions (Alternative Version) - 伝説のチャンピオン (オルタナティヴ・ヴァージョン)
3. Sheer Heart Attack (Original Rough Mix) - シアー・ハート・アタック (オリジナル・ラフ・ミックス)
4. All Dead, All Dead (Original Rough Mix) - オール・デッド (オリジナル・ラフ・ミックス)
5. Spread Your Wings (Alternative Take) - 永遠の翼 (オルタナティヴ・テイク)
6. Fight From The Inside (Demo Vocal Version) - 秘めたる炎 (デモ・ヴォーカル・ヴァージョン)
7. Get Down, Make Love (Early Take) - ゲット・ダウン・メイク・ラヴ (アーリー・テイク)
8. Sleeping On The Sidewalk (Live In The USA, 1977) - うつろな人生 (ライヴ・イン・USA, 1977)
9. Who Needs You (Acoustic Take) - 恋のゆくえ (アコースティック・テイク)
10. It's Late (Alternative Version) - イッツ・レイト (オルタナティヴ・ヴァージョン)
11. My Melancholy Blues (Original Rough Mix) - マイ・メランコリー・ブルース (オリジナル・ラフ・ミックス)

Disc3 Bonus Tracks - ボーナス・トラックス
1. Feelings Feelings (Take 10, July 1977) - フィーリングス・フィールングス (テイク10, 1977年7月)
2. We Will Rock You (BBC Session) - ウィ・ウィル・ロック・ユー (BBCセッション)
3. We Will Rock You (Fast) (BBC Session) - ウィ・ウィル・ロック・ユー (ファスト・ヴァージョン) (BBCセッション)
4. Spread Your Wings (BBC Session) - 永遠の翼 (BBCセッション)
5. It’s Late (BBC Session) - イッツ・レイト (BBCセッション)
6. My Melancholy Blues (BBC Session) - マイ・メランコリー・ブルース (BBCセッション)
7. We Will Rock You (Backing Track) - ウィ・ウィル・ロック・ユー (バッキング・トラック)
8. We Are The Champions (Backing Track) - 伝説のチャンピオン (バッキング・トラック)
9. Spread Your Wings (Instrumental) - 永遠の翼 (インストゥルメンタル)
10. Fight From The Inside (Instrumental) - 秘めたる炎 (インストゥルメンタル)
11. Get Down, Make Love (Instrumental) - ゲット・ダウン・メイク・ラヴ (インストゥルメンタル)
12. It’s Late (USA Radio Edit 1978) - イッツ・レイト (USA ラジオ・エディット 1978)
13. Sheer Heart Attack (Live In Paris 1979) - シアー・ハート・アタック (ライヴ・イン・パリ 1979)
14. We Will Rock You (Live In Tokyo 1982) - ウィ・ウィル・ロック・ユー (ライヴ・イン・トーキョー 1982)
15. My Melancholy Blues (Live In Houston 1977) - マイ・メランコリー・ブルース (ライヴ・イン・ヒューストン 1977)
16. Get Down, Make Love (Live In Montreal 1981) - ゲット・ダウン・メイク・ラヴ (ライヴ・イン・モントリオール 1981)
17. Spread Your Wings (Live In Europe 1979) - 永遠の翼 (ライヴ・イン・ヨーロッパ 1979)
18. We Will Rock You (Live At The MK Bowl 1982) - ウィ・ウィル・ロック・ユー (ライヴ・アット・MKボウル 1982)
19. We Are The Champions (Live At The MK Bowl 1982) - 伝説のチャンピオン (ライヴ・アット・MKボウル 1982)

LP
SideA
1. We Will Rock You - ウィ・ウィル・ロック・ユー
2. We Are The Champions - 伝説のチャンピオン
3. Sheer Heart Attack - シアー・ハート・アタック
4. All Dead, All Dead - オール・デッド
5. Spread Your Wings - 永遠の翼
6. Fight From The Inside - 秘めたる炎
SideB
1. Get Down, Make Love - ゲット・ダウン・メイク・ラヴ
2. Sleeping On The Sidewalk - うつろな人生
3. Who Needs You - 恋のゆくえ
4. It's Late - イッツ・レイト
5. My Melancholy Blues - マイ・メランコリー・ブルース

DVD The American Dream - ジ・アメリカン・ドリーム

1曲目「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は Brian May 作曲で、「伝説のチャンピオン」とカップリングでシングルカットされています。冒頭の4拍のリズムはドラムスは用いずに、最初の2拍はメンバーが足で踏み鳴らす音、3拍目は手拍子、4拍目は休符という構成で、これを何度も重ね録りして生み出したものです。
2曲目「伝説のチャンピオン」は、1曲目の「ウィ・ウィル・ロック・ユー」とメドレーであるかのようにみなされていて、世界的なスポーツイベントで定番的に用いられています。サッカー、バスケット、そして格闘技の大会等で頻繁に使用されています。ピアノを伴奏に静かなボーカルから始まり、リズムが加わり、ギターとボーカル・ハーモニーでクライマックスを迎えるといった構成は、Queen が得意とするもので、この曲は「ボヘミアン・ラプソディ」よりも早い段階で出来上がっていたと Freddie Mercury は語っています。
3曲目「シアー・ハート・アタック」は、Roger Taylor が3枚目のアルバムのタイトルトラックとして提供した曲したものの採用されず、このアルバムで改めて完成させて収録されたものです。粗削りなアレンジにして、このアルバムのソリッドでタイトなイメージにマッチさせています。
4曲目「オール・デッド」は Brian May が作曲し、ボーカルも Brian May が担当しています。この曲では、ギターの多重録音をしており、組曲的な構成を繰り広げています。
5曲目「永遠の翼」は、John Deacon が作曲したナンバーで、Queen の特徴といえるコーラスが入っていないストレートなロッカバラードになっています。
6曲目「秘めたる炎」は、Roger Taylor が作曲し、ほぼ全てを Roger Taylor 一人で録音したファンキーなロックで、唐突に終わる演出が見事です。
7曲目「ゲット・ダウン・メイク・ラヴ」は、Freddie Mercury の作品で、ギターにハーモナイザーを使用していることから、デビューアルバムから明示してきた「No Synths'」のクレジットが無くなっています。
8曲目「うつろな人生」は、Brian May が作曲したブルージーなナンバーで、Roger TaylorJohn Deacon の3人によるラフな一発録りのトラックです。
9曲目「恋のゆくえ」は、John Deacon の手によるラテン風の、どちらかというとほのぼのとしたアコースティック主体のナンバーです。
10曲目「イッツ・レイト」は、Brian May 作曲の3部構成の6分22秒のハードロックで、印象的なタッピング奏法が採り入れられており、またキャッチ―な作風から3分49秒のショートバージョンでシングルカットされています。
11曲目「マイ・メランコリー・ブルース」は、Freddie Mercury 作のピアノをメインにしたムーディーなポピュラーソングで、アルバムの最終曲となります。

ロウ・セッションズ」は、[世界に捧ぐ]全曲の別バージョンをアルバム収録順に聴くことができるというものです。リードボーカルは全てが異なるテイクで、各楽器の演奏もオリジナルとは違う部分がかなりあります。「ウィ・ウィル・ロック・ユー」はオープニングからまるで違っていますし、「伝説のチャンピオン」はアウトロの部分を聴くことができます。「シアー・ハート・アタック」はカットされていたイントロとアウトロが入っています。「オール・デッド」では Freddie Mercury のボーカルを聴けます。「永遠の翼」はイントロのピアノが違っています。「秘めたる炎」は Roger Taylor が自宅で録音したデモ・テイクです。「ゲット・ダウン・メイク・ラヴ」はいきなりAメロから始まります。「うつろな人生」はオリジナルでは参加していなかった Freddie Mercury がボーカルをとるライブ音源です。「恋のゆくえ」ではレコーディングの情景が感じられるものになっています。「イッツ・レイト」はオリジナルに近いテイクです。「マイ・メランコリー・ブルース」もほぼオリジナルと同じスタイルです。

ボーナス・トラックス」は、BBCセッションとインストゥルメンタル、それにライブ音源が収録されているものです。ただ、「フィーリングス・フィールングス」はオリジナルアルバムには収録されなかった Brian May の手による未発表曲です。その後、BBCセッションが5曲続きますが、そのうちの「ウィ・ウィル・ロック・ユー (ファスト・ヴァージョン)」は「ウィ・ウィル・ロック・ユー」がコンサートで披露される時のプレイスタイルです。「伝説のチャンピオン (バッキング・トラック)」から「ゲット・ダウン・メイク・ラヴ (インストゥルメンタル)」までは、Queen メンバーによる豪華なカラオケといったところです。「イッツ・レイト (USA ラジオ・エディット 1978)」はシングルカット用の編集と同じスタイルです。残りの6曲はライブ演奏からのベストテイクが選ばれています。

DVD「ジ・アメリカン・ドリーム」には、アルバム[世界に捧ぐ]のレコーディング風景と、[世界に捧ぐ]発売に伴うワールドツアーに向けてのリハーサル、そしてヒューストン公演のバックステージとライブの模様、といった映像が収録されています。


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2018-02-26 : ロック :

クリスマス・レコード・ボックス~ビートルズ


[クリスマス・レコード・ボックス]は、the Beatles がオフィシャル・ファン・クラブの会員向けに1963年から1969年までの7年間にわたり、クリスマス・プレゼントとして限定配布していたソノシート全7枚を、色が異なるアナログ・シングルレコードとして復刻したボックスセットです。16ページのブックレットが封入されていて、日本盤には日本語の解説も付いています。
the Beatles のクリスマス・ソノシートというのは、マネージャーであった Brian Epstein が人気を獲得するための一環としてファンを大事にするという戦略として、ファンクラブの会員にクリスマス・レコードを無料プレゼントするというアイデアから生まれたものです。ファンの応援に対する感謝の気持ちを表すものであったため、最初の頃はお礼メッセージを収録するというスタイルでしたが、次第に演奏をしたり寸劇を披露したり、その上、オリジナルのクリスマスソングまで歌ってみたりと、サービス精神があふれ出していくようになります。

XmasBox_Card

一番最初のクリスマスレコードは1963年10月17日の録音で、この日は「抱きしめたい (I Want To Hold Your Hand)」をレコーディングした日でもあります。デビューの約1年後の時期で、メンバーそれぞれが感謝の気持ちを込めてファンに向けたメッセージと歌を披露しており、最後は「赤鼻のトナカイ」で終わらせています。
次のクリスマスレコードは1964年10月26日の録音で、アルバム[ビートルズ・フォー・セール (Beatles For Sale)]のレコーディングをしている頃です。このレコードもメンバーからのメッセージが主体で、最後にトラッドソング「Oh, Can You Wash Your Father's Shirts」を適当な感じで歌い終っています。このレコードだけ、収録時間が短く45回転です。
3枚目のクリスマスレコードは1965年11月8日の録音で、アルバム[ラバー・ソール (Rubber Soul)]のレコーディング中です。このレコードは「イエスタディ (Yesterday)」の歌から始まり、メンバーみんなのおしゃべりと歌が繰り返されるといった感じで、途中には「Yesterday」の部分を「Christmas Day」に変えた「イエスタディ」が歌われるなど、レコーディングに疲れてちょっとハイになっている様子が伝わってきます。
4枚目のクリスマスレコードは1966年11月25日の録音で、コンサート活動を休止し「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー (Strawberry Fields Forever)」のレコーディングを始めた時です。この頃になると、クリスマスレコードの作成も本格的となり、特に Paul MaCartney は書下ろしの新作を3曲「Everywhere It's Christmas」「Orowayna」「Please Don't Bring Your Babjo Back」も披露し、ジャケットデザインも描くなど、レコード作成の中心となっています。「Pantomime」といったタイトルをつけ、ラジオ劇風の構成にしていますが、一年後の1967年12月に公開される映画『マジカル・ミステリー・ツアー (Magical Mystery Tour)』につながる実験(リハーサル)といった趣きがあります。
5枚目のクリスマスレコードは1967年11月28日の録音で、6月にアルバム[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)]を発売した後、映画『マジカル・ミステリー・ツアー』を製作中という時期です。レコードのジャケットは John LennonRingo Starr が二人で作った写真のコラージュですが、アルバム[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド]を意識したかのような仕上がりです。レコードの方は、前回のイメージを踏襲したものになっており、今回も新作のクリスマスソング「Christmas Time (Is Here Again)」を披露しています。この曲は完成度も高く評判がよかったことから、1995年に25年ぶりとなる新曲「フリー・アズ・ア・バード (Free As A Bird)」のカップリング曲となって正式リリースされています。
6枚目のクリスマスレコードは今までの作成方法とは異なり、メンバー4人揃ってではなく、別々に録音したものを編集で合わせた形となっています。ちょうど、ホワイトアルバムと呼ばれる2枚組のアルバム[ザ・ビートルズ (The Beatles)」を作成している時期と重なり、このクリスマスレコードも同じようにメンバーの個性が表現されたかのような作り方をしており、また収録時間も長くなり、初めて両面録音となっています。新曲としては Paul MaCartney が「Happy New Year, Happy Christmas」と歌う「Happy Christmas Everybody To You」のほか、John Lennon の詩の朗読2つ「Jock and Yono」「Once Upon A Pool Table」などとなっています。他に Geotge Harrison のウクレレを伴奏にアメリカ人歌手 Tiny Tim が歌う「ひとりぼっちのあいつ (Nowhere Man)」も収録されています。
7枚目のクリスマスレコードも前作と同じくメンバーがそれぞれ録音したものを編集でまとめているという様式で、1969年9月にアルバム[アビイ・ロード (Abbey Road)]を発表しチャートの1位を独走している頃に録音編集作業が行なわれ12月19日にファンクラブ会員向けに配布されています。レコードの方は、新婚の John LennonOno Yoko の仲睦まじさが前面に出たスタイルで、Yoko の娘 Kyoko の「Mama!」という声から始まり、全編にわたり JohnYoko のコミュニケーションが繰り広げられ、そこに他の3人のメンバーが参加し協力したかのような感じになっています。そんな中、Paul MaCartney は「This is to wish you a mery mery Christmas」と歌う新曲「The Wishing」を披露しています。翌年となる1970年のクリスマス時期は解散しているので、これが最後のクリスマスレコードとなってしまいました。ただ、ファンクラブ用として7枚のクリスマスレコードをまとめて、イギリスでは[From Then To You]、アメリカでは[The Beatles Christmas Album]というタイトルを付けた1枚のLPレコードを作成しています。

今回は、あらたに入手した最良の音源を用いて[クリスマス・レコード・ボックス]を製作しています。レコード化にあたっては、ソノシートではなく7インチのシングルレコードサイズとし、それぞれ色が異なるカラーレコードにしています。レコードのクレジットですが、「クリスマス・タイム」以外にも「イエスタディ」の替え歌「Christmas Day」や Paul MaCartney 作のクリスマスソングなど、いくつかの曲が含まれてはいますが、一連の流れのなかで演奏されており独立して存在しているわけではないので、特に曲としてのクレジットはありません。

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EP-1 (カラー:ソリッド・ホワイト)
The Beatles Christmas Record - ザ・ビートルズ・クリスマス・レコード(1963)

EP-2 (カラー:トランスパレント・レッド)
Another Beatles Christmas Record - アナザー・ビートルズ・クリスマス・レコード(1964)

EP-3 (カラー:ソリッド・ブルー)
The Beatles Third Christmas Record - ザ・ビートルズ・3rd クリスマス・レコード(1965)

EP-4 (カラー:トランスパレント・イエロー)
Pantomime Everywhere It's Christmas ? The Beatles Fourth Christmas Record - パントマイム・エヴリウェア・イッツ・クリスマス - ザ・ビートルズ・4th クリスマス・レコード(1966)

EP-5 (カラー:トランスパレント・グリーン)
Christmas Time (Is Here Again) ? The Beatles Fifth Christmas Record - クリスマス・タイム ? ザ・ビートルズ・5th クリスマス・レコード(1967)

EP-6 (カラー:クリア)
The Beatles Sixth Christmas Record - ザ・ビートルズ・6th クリスマス・レコード(1968)

EP-7 (カラー:ソリッド・オレンジ)
The Beatles Seventh Christmas Record - ザ・ビートルズ・7th クリスマス・レコード(1969)

XmasBox_Records

クリスマスレコードに収録された曲のうち、「クリスマス・タイム」だけが、1995年のアンソロジー・プロジェクトの目玉として発表された25年ぶりの新作「フリー・アズ・ア・バード」のカップリング曲として公式にリリースされています。この曲は、the Beatles が発表した唯一のクリスマスソングで、作詞・作曲は、John LennonPaul McCartneyGeotge HarrisonRingo Starr で、メンバー全員による共作です。1967年の5枚目のクリスマス・ソノシートで披露された曲ですが、シングルカットでは演奏がフェードアウトされたところに、Paul McCartneyJohn LennonGeotge HarrisonRingo Starr の順でファンに向けたクリスマス・メッセージをオーバーダビングし、続けて「蛍の光」を伴奏に John Lennon の朗読で終わるという編集が行なわれています。
ちなみに、「フリー・アズ・ア・バード」は John Lennon が1977年ごろにレコーディングしていた未発表曲のデモテープを基に、Paul McCartneyGeotge HarrisonRingo Starr が歌詞や演奏をプラスして完成させたもので、4曲入りのマキシ・シングルとして発売され、全英2位、全米6位となる売上を記録しています。収録曲は、1曲目が「フリー・アズ・ア・バード」、2曲目は「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア (I Saw Her Standing There)」の未発表テイクで、3曲目は「こいつ(ジス・ボーイ) (This Boy)」の未発表テイク、そして4曲目が「クリスマス・タイム」になっています。

フリー・アズ・ア・バード

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アンソロジー・プロジェクトでは、もう一つ新曲「リアル・ラヴ (Real Love)」が発表されています。Ono Yoko が所持していたテープを基に作成された the Beatles の新曲として公式発表されたもので、これが the Beatles 最後のシングルとなりました。この曲は、1988年に公開された John Lennon のドキュメンタリー映画『イマジン (Imagine)』で使われていた「Boys And Girls」の歌詞を変えた改作で、John Lennon がピアノの弾き語りを録音したものに、Paul McCartneyGeotge HarrisonRingo Starr が演奏を重ねて作り上げたものです。ちなみに、John Lennon のいくつかのアルバムに「リアル・ラヴ(デモ・バージョン)」として収録されている曲は、「リアル・ラヴ」とは歌詞が異なりギターの弾き語りになっており、本来であれば「Boys And Girls」とクレジットされるべきものといえます。今回も4曲入りのマキシ・シングルとして発売され、全英4位、全米11位となりました。「リアル・ラヴ」が1曲目で、2曲目は「ベイビーズ・イン・ブラック (Baby's In Black)」の1965年8月のハリウッド公演ライブになっており、3曲目は「イエロー・サブマリン (Yellow Submarine)」でイントロに Ringo Starr の語りが入っている未発表バージョン、4曲目は「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア (Here, There And Everywhere)」の別テイクという構成です。

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tag : ビートルズ ジョン・レノン

2017-12-24 : ロック :

ワンダフル・クリスマスタイム~ポール・マッカートニー

ワンダフル・クリスマスタイム(Wonderful Christmastime)」は、Paul McCartney が1979年11月にリリースした明るくポップなクリスマスソングです。roppongiMIDTOWNPaul McCartney が全楽器を演奏し、ソロシングルとして発表したもので、全英で6位になっています。当時のアメリカではクリスマスソングはランキングにチャートインさせないスタイルでしたが、1984年の再発時にはクリスマスシングルチャートで10位を記録しました。B面は「赤鼻のトナカイ レゲエバージョン(Rudolph The Red-Nosed Reggae)」というインストゥルメンタルですが、「赤鼻のトナカイ」の原題は「Rudolph The Red-Nosed Reindeer」というもので、「Reindeer」の部分を「Reggae(レゲエ)」に変え、それに合わせてサウンドをレゲエ調にしたというシャレっ気のある楽曲です。

その頃の Paul McCartney は、自ら率いるバンド Wings が1977年11月に発表した「夢の旅人(Mull Of Kintyre)」で the Beatles 解散後としてはイギリスで初の1位を獲得し9週連続1位となる爆発的なヒットとなり、それまでの最多売上枚数記録であった the Beatles の「シー・ラヴズ・ユー(She Loves You)」を超える200万枚以上を売上げており、次のシングル「しあわせの予感(With A Little Luck)」ではアメリカで1位を獲得し、アルバムも1978年に[ロンドン・タウン(London Town)]、1979年に [バック・トゥ・ジ・エッグ(Back To The Egg)]をリリースし好調なセールスを記録しているという状況で、意欲的に活動をしています。[バック・トゥ・ジ・エッグ]では、ロケストラ(Rockestra)」というロック版オーケストラを構想し、The WhoPete TownshendKenney JonesLed ZeppelinJohn Paul JonesJohn BonhamPink FloydDavid GilmourProcol HarumGary Brooker などと共に演奏した楽曲を収録しています。
ところが、1980年1月に Wings 初の日本ツアーとして来日した際、成田空港の税関で大麻不法所持により逮捕され拘置所に11日間勾留されてしまいます。これをきっかけにして Wings は解散することになりますが、Paul McCartney はソロアルバム[マッカートニーII(McCartney II)]を1980年5月に発表すると、全米3位、全英1位を獲得します。このアルバムは、奥さんである Linda McCartney がボーカルとして協力する以外は、全て Paul McCartney が一人で演奏して作成したもので「ワンダフル・クリスマスタイム」と同じスタイルです。

ワンダフル・クリスマスタイム」は、オリジナル・アルバムには未収録で、[バック・トゥ・ジ・エッグ]のボーナストラック扱いとなります。「ポール・マッカートニー・コレクション」という[バック・トゥ・ジ・エッグ]のデジタル・リマスター盤での再発時に、「赤鼻のトナカイ レゲエバージョン」とともに収録されたのですが、残念ながら現時点(2017年)では[バック・トゥ・ジ・エッグ]は廃盤扱いになっています。2011年に発売された[マッカートニーII]の「デラックス・エディション」追加ディスクに「ワンダフル・クリスマスタイム」は「エディット・ヴァージョン」として収録されることになりましたが、「赤鼻のトナカイ レゲエバージョン」は含まれませんでした。

Mccartney II

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ところで、2016年12月に Paul McCartney はアメリカのTV番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演し、「ワンダフル・クリスマスタイム」を Jimmy Fallon & The Roots と共演しているのですが、それがクリスマス・コンピレーション・アルバム[Christmas Rules Vol.2]として2017年10月に発売されることになりました。[Christmas Rules Vol.2]のアルバムには、Norah JonesRosanne Cash など多くのミュージシャンが参加しています。ちなみに、[Christmas Rules Vol.2]に先がけた第1弾として[Christmas Rules]という2012年発売のアルバムもあり、こちらには Paul McCartney の「ザ・クリスマス・ソング(The Christmas Song)」が収録されています。それに加え、アメリカのロックバンドである The Shins が演奏する「ワンダフル・クリスマスタイム」も聴くことができます。

Christmas Rules Vol 2

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1. Wonderful Christmastime - Paul McCartney, Jimmy Fallon & The Roots
2. Baby, It’s Cold Outside (Feat. Lennon Stella) - Barns Courtney
3. All I Want for Christmas Is You - Albin Lee Meldau
4. It’s Beginning to Look Like Christmas - Calum Scott
5. (Everybody’s Waitin’ For) the Man With the Bag - Kandace Springs
6. Peace (Live At The Sheen Center) - Norah Jones
7. Christmas Moon - Grace Potter
8. May Ev’ry Day Be Christmas - Rosanne Cash
9. The Christmas Song (Chestnuts Roasting On an Open Fire) - Judah & the Lion
10. Jesus Christ - The Decemberists
11. I Want a Hippopotamus for Christmas - Lake Street Dive
12. That’s What I Want for Christmas - Flor De Toloache
13. A Winter Romance - Vera Blue
14. Pipes of Peace - MUNA
15. Blue Christmas - US Girls
16. What Are You Doing New Year’s Eve - Andrew McMahon

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1. Sleigh Ride - Fun
2. Wonderful Christmastime - the Shins
3. Baby, It's Cold Outside - Rufus Wainwright Featuring Sharon Van Etten
4. The Christmas Song (Chestnuts Roasting on An Open Fire) - Paul McCartney with Diana Krall
5. (Everybody's Waitin' for) the Man with the Bag - Black Prairie Featuring Sallie Ford
6. I Heard the Bells on Christmas Day - the Civil Wars
7. Green Grows the Holly - Calexico
8. We Need a Little Christmas - Agesandages
9. That's What I Want for Christmas - Holly Golightly
10. May Ev'ry Day Be Christmas - Irma Thomas with Preservation Hall Jazz Band
11. Blue Christmas - Heartless Bastards
12. Santa, Bring My Baby Back (To Me) - Eleanor Friedberger
13. It's Beginning to Look Like Christmas - Fruit Bats
14. Seor Santa (Mister Santa) - y la Bamba
15. O Come, O Come, Emmanuel - Punch Brothers
16. What Are You Doing New Year's Eve? - the Head and the Heart
17. Auld Lang Syne - Andrew Bird

WonderfulXmastime



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tag : ポール・マッカートニー ビートルズ

2017-11-29 : ロック :

エレメンツ2017~キング・クリムゾン

King Crimson 恒例のライヴ・ツアーにあわせて制作しているレアトラック・ボックスセットの2017年版[キング・クリムゾン ジ・エレメンツ 2017オフィシャル・ツアー・ボックス(The Elements King Crimson 2017 Tour Box)]が発売されました。このシリーズは2014年から始まり日本盤もリリースされていたのですが、昨年2016年は日本盤が制作されておらず、輸入盤を購入するしかありませんでした。しかし、今年は再び日本盤が発売されています。日本盤としての仕様は、①日本語の商品カード、②オリジナル・ブックレットの和訳と2017年6月7月のツアー・セットリストが記載された日本語の解説ブック、となっています。
パッケージのデザインは、2014年版・2015年版と同じく、ブック型の見開きディスクボックスの右側に若干重なるように2枚のCDが収納され、左側のポケットにブックレットが入るポケットが付いたスタイルです。
収録トラック数はCD2枚に32曲となっており、2016年12月7日に亡くなったグレッグ・レイク(Greg Lake)と2017年1月31日に亡くなったジョン・ウェットン(John Wetton)を追悼するものとなっています。
ELEMENTS2017_COVER
2017年10月時点の King Crimson のメンバーは現在は8人です。
 ロバート・フリップ(Robert Fripp) - Guitar
 ジャッコ・ジャクスジク(Jakko Jakszyk) - Guitar, Vocals
 トニー・レヴィン(Tony Levin) - Basses, Stick
 パット・マステロット(Pat Mastelotto) - Drums
 ギャヴィン・ハリソン(Gavin Harrison) - Drums
 ジェレミー・ステーシー(Jeremy Stacey) - Drums
 メル・コリンズ(Mel Collins) - Saxes, Flute
 クリス・ギブソン(Chris Gibson) - Keyboards
2014年時は7人体制でしたが、Drums と Keyboards を担当していたビル・リーフリン(Bill Rieflin)が、2016年9月の欧州ツアーで降板し、Jeremy Stacey が代役として入り、 2017年10月に Chris Gibson が加入して8人体制になりました。

The Elements Of King Crimson 2017 Tour Box

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Disc1
1. Wind (extract) (1969, IN THE COURT OF THE CRIMSON KING recording sessions) - ウインド
2. 21st Century Schizoid Man (Greg Lake vocals, extract) (IN THE COURT OF THE CRIMSON KING recording sessions) - 21世紀のスキッツォイド・マン
3. 21st Century Schizoid Man (edit, live 2015) (from RADICAL ACTION CD/Blu-ray) - 21世紀のスキッツォイド・マン
4. In The Wake Of Poseidon [instrumental edit] (1970, IN THE WAKE OF POSEIDON recording sessions. from 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON boxset) - ポセイドンのめざめ
5. Improv (Mel Collins, extract, live 2016) (Recorded live in Milan) - インプロヴィゼイション
6. Peace (Tokyo rehearsal, 2015) - 平和
7. Cirkus (3/10/16 Live at Mehr Theatre, Hamburg) - サーカス
8. Islands [instrumental edit] (1971, ISLANDS recording sessions. from 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON boxset) - アイランズ
9. Easy Money (from LIVE IN TORONTO) - イージー・マネー
10. Suitable Grounds For The Blues [Tokyo Rehearsals] - ブルースに適した環境
11.The Great Deceiver (from STARLESS boxed set) - ザ・グレート・ディシーヴァー
12. Improv (Mel Collins, extract, live 2016) (Recorded live in Vienna) - インプロヴィゼイション
13. Asbury Park (edit) (from USA 40TH ANNIVERSARY CD/DVD & THE ROAD TO RED boxed set) - アズベリー・パーク
14. One More Red Nightmare (9/9/16, live at Beethoven Saal, Stuttgart) - 再び赤い悪夢
15. Meltdown [Tokyo Rehearsal] - メルトダウン
16. Thera Hun Ginjeet [Steven Wilson alt mix] (1981 DISCIPLINE recording sessions. from 40TH ANNIVERSARY CD/DVD-A DISCIPLINE & ON (AND OFF) THE ROAD boxset) - テラ・ハン・ジンジート
17. Haertbeat (from THE EUROPE 82 bonus disc ON (AND OFF) THE ROAD boxset) - ハートビート
18. Sleepless (7/8/08 live at Park West, Chicago) - スリープレス
19. RF intermission announcement (2016) - RFインターミッション・アナウンスメント

Disc2
1. Form No.1 (previously available on 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON boxset) - フォーム No1
2. Thrak (from THRAK boxed set) - スラック
3. Keep That One Nick [edit section] (1973, LARKS' TONGUES IN ASPIC recording sessions. from LARKS' TONGUES IN ASPIC boxed set) - キープ・ザット・ワン・ニック
4. Larks' Tongues In Aspic (Part1) (from RADICAL ACTION CD/Blu-ray) - 太陽と戦慄 パート1
5. Larks' Tongues In Aspic (Part2) (from THE ROAD TO RED boxed set) - 太陽と戦慄 パート2
6. Keep That One Nick [edit section] (1973, LARKS' TONGUES IN ASPIC recording sessions. from LARKS' TONGUES IN ASPIC boxed set) - キープ・ザット・ワン・ニック
7. Larks' Tongues In Aspic (Part3) (from video on the ON (AND OFF) THE ROAD boxset) - 太陽と戦慄 パート3
8. Keep That One Nick [edit section] (1973, LARKS' TONGUES IN ASPIC recording sessions. from LARKS' TONGUES IN ASPIC boxed set) - キープ・ザット・ワン・ニック
9. Larks' IV ConstruKction (Recorded 1997, SIR Studios, Nashville) - ラークス4・コンストラクション
10. Keep That One Nick [edit section] (1973, LARKS' TONGUES IN ASPIC recording sessions. from LARKS' TONGUES IN ASPIC boxed set) - キープ・ザット・ワン・ニック
11. Larks' Tongues In Aspic (Part4) (14/11/03 Ulster Performing Arts Center, Kingston, NY) - 太陽と戦慄 パート4
12. Level Five (9/9/16, live at Beethoven Saal, Berlin) - レヴェル・ファイブ
13. Larks' Tongues In Aspic [radio advert] (edit from LARKS' TONGUES IN ASPIC CD/DVA-A & LARKS' TONGUES IN ASPICboxed set) - 太陽と戦慄

ELEMENTS2017_CD

Disc1の1曲目「ウインド」は、過去に発売されたツアー・ボックスの1曲目と同じ曲名で統一感を出していると思われますが、今までとは異なり、風の音ではなく会話が収録されています。
2曲目はデビューアルバム[クリムゾンキングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)]に収録されていた Greg Lake が歌う「21世紀のスキッツォイド・マン」の最初の歌詞の部分だけですが、3曲目の「21世紀のスキッツォイド・マン」のイントロのように使われています。これは、Greg Lake へのリスペクトと思われます。
3曲目は2016年に発売されたライブアルバム[ラディカル・アクション(Radical Action (To Unseat The Hold Of Monkey Mind))]に収録の「21世紀のスキッツォイド・マン」を編集したものですが、2曲目と3曲目は一つの作品としてとらえ、Greg Lake の声で始まり現在のバンドメンバーの演奏に引き継ぐという構成にしているようです。
4曲目「ポセイドンのめざめ」はセカンドアルバム[ポセイドンのめざめ(In The Wake Of Poseidon)]のタイトルソングですが、2004年に発売されたボックスセット[真・紅伝説~21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.1 1969-1974(The 21st Century Guide To King Crimson Volume One 1969-1974)]に収録されていたインストゥルメンタル版で Greg Lake のボーカルを取り除かれてしまったバージョンです。
5曲目の「インプロヴィゼイション」は、2016年にミラノのライブで録音された Mel Collins のフルート独奏です。
6曲目の「平和」もセカンドアルバム[ポセイドンのめざめ]に収録されていた曲ですが、2015年の東京でのリハーサル風景を録音したもので笑い声も入っています。
7曲目はサードアルバム[リザード(Lizard)]の1曲目「サーカス」で、2016年にハンブルグで行なったライブ演奏が収められています。
8曲目は4枚目のアルバム[アイランズ(Islands)]のタイトル曲ですが、これもボックスセット[真・紅伝説~21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.1 1969-1974]に収録されていたインストゥルメンタル版から持ってきています。
9曲目「イージー・マネー」は5枚目のアルバム[太陽と戦慄(Larks' Tongues In Aspic)]の収録曲で、こちらは2016年に発売されたライブアルバム[ライブ・イン・トロント(Live In Toronto)]の音源が使われています。
10曲目の「ブルースに適した環境」は過去の曲ではなく2014年からの再始動で作られた曲で、2015年の東京でのリハーサル演奏を収録したものです。
11曲目「ザ・グレート・ディシーヴァー」は6枚目のアルバム[暗黒の世界(Starless And Bible Black)]の1曲目でオリジナルアルバムでの邦題は「偉大なる詐欺師」と付けられていました。ここには、アルバム[暗黒の世界]の40周年記念ボックスとしてリリースされた[スターレス(Starless)]のDisc11に収録されていたフランスのブザンソンでライブ音源で、Robert FrippBill BrufordDavid CrossJohn Wetton というメンバーでの演奏になっています。
12曲目の「インプロヴィゼイション」は、2016年にウィーンのライブで録音された Mel Collins のフルート独奏です。
13曲目「アズベリー・パーク」は、1975年に発表されたライブ・アルバム[USA(USA)]に収録されていたインプロヴィゼーション曲で、7枚目のアルバム[レッド(Red)]の40周年記念ボックスとしてリリースされた[ザ・ロード・トゥ・レッド(The Road To Red)]のDisc15として収録されているアメリカのアズベリーパークで Robert FrippJohn WettonBill BrufordDavid Cross が行なったライブ音源を2013年にMixしたバージョンです。
14曲目はアルバム[レッド]収録曲の「再び赤い悪夢」で、ドラムスが Bill Rieflin から Jeremy Stacey に交代した後の2016年シュトゥットガルトでのライブ演奏です。
15曲目「メルトダウン」も「ブルースに適した環境」と同じく2014年からの再始動で作られた曲で、2015年の東京でのリハーサルが収録されています。
16曲目の「テラ・ハン・ジンジート」は1981年に発売された8枚目のアルバム[ディシプリン(Discipline)]の収録曲ですが、ここでは2011年発売の40周年記念盤に収録された Steven Wilson による Alternate mix 版が採用されています。アルバム[ディシプリン]の初発は1981年で、40周年記念盤は2011年発売なので、30年しか過ぎていないのですが、デビューアルバム[クリムゾンキングの宮殿]から始まる再発シリーズ全体のブランド名として「40周年記念」が使われているためで、40周年記念アルバム[ディシプリン]の内部的な表現としては「30th Anniversary Remaster」としています。
17曲目の「ハートビート」は9枚目のアルバム[ビート(Beat)]の収録曲ですが、1980年代のディシプリン・クリムゾン期3部作[ディシプリン][ビート][スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペア]の音源で構成されたボックスセット[オン(アンド・オフ)ザ・ロード(On (And Off) The Road 1981-1984)]に「THE EUROPE 82」のタイトルでボーナストラックとして収録されているフランス公演のライブ音源が使われています。
18曲目「スリープレス」は10枚目のアルバム[スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペア(Three Of A Perfect Pair)]の楽曲ですが、2008年にシカゴで行なわれた Robert FrippAdrian BelewTony Levin に、Pat MastelottoGavin Harrison のダブル・ドラムスというメンバーでのライブ演奏を収録しています。
19曲目は、Robert Fripp のライブでのアナウンス音声となっています。

Disc2の1曲目「フォーム No1」は、2005年に発売されたボックスセット[真・紅伝説~21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.2 1981-2003(The 21st Century Guide To King Crimson Volume Two 1981-2003)]に新曲として収録されていたもので、2004年にナッシュビルの Studio Belew にて Robert FrippAdrian BelewTony LevinPat Mastelotto がプレイしたものです。
2曲目は1995年に発表した11枚目のアルバム[スラック(Thrak)]のタイトル曲ですが、クレジットを見ると2015年に発売された[スラック40thアニバーサリー・ボックス(Thrak Box)]収録の1994年ウッドストック Applehead Studio で録音された音源と記されています。
3曲目と6曲目・8曲目・10曲目は「キープ・ザット・ワン・ニック」という楽曲ですが、これは2012年に発売された[太陽と戦慄]のボックスセットに含まれていたCD1枚分約79分のスタジオ・セッション・リールのことで、1973年にロンドンの Command Studio で収録された音源です。アルバム[太陽と戦慄]のためのセッション状況を録音したもので、Robert FrippJohn WettonBill BrufordJamie MuirDavid Cross のリハーサル演奏や会話等を聴くことができます。3曲目・6曲目・10曲目は「太陽と戦慄 パート1」、8曲目が「太陽と戦慄 パート2」のセッションになっており、4トラック合わせて約15分30秒弱が使われています。
4曲目「太陽と戦慄 パート1」は、[ラディカル・アクション]に収録されている2014年再始動時のメンバーによるライブ演奏です。
5曲目の「太陽と戦慄 パート2」は、音源は[ザ・ロード・トゥ・レッド]ですが、1974年の演奏なので John Wetton のベースを聴くことができます。
7曲目の「太陽と戦慄 パート3」はアルバム[スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペア]の楽曲で、今回の音源はボックスセット[オン(アンド・オフ)ザ・ロード]に含まれている1984年の日本ツアーのビデオから起こしたものです。
9曲目は「ラークス4・コンストラクション」で、1997年にナッシュビルの SIR Studios で行なわれた Robert FrippAdrian BelewTrey Gunn による「太陽と戦慄 パート4」に向けたスタジオリハーサルを録音したものです。
11曲目の「太陽と戦慄 パート4」は、2000年に発表された12枚目のアルバム[ザ・コンストラクション・オブ・ライト(The ConstruKction Of Light)]に収録されている楽曲で、2003年に行なわれたニューヨークでのパフォーマンスです。
12曲目の「レヴェル・ファイブ」は2003年発表の13枚目のアルバム[ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ(The Power To Believe)]に収録されている実質「太陽と戦慄 パート5」とみなされている楽曲です。これも、ドラムスが Bill Rieflin から Jeremy Stacey へと交代後の2016年ベルリンでのライブ演奏です。
13曲目は「太陽と戦慄」のラジオでの曲紹介で、[太陽と戦慄]ボックスセットからの再録です。

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tag : キング・クリムゾン エレメンツ

2017-10-24 : プログレッシブロック :

アビイ・ロード~ビートルズ

ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション」がデアゴスティーニ(DeAgostini)社から創刊され、全23号でビートルズの公式オリジナル版とコンピレーション版のLP(180g重量盤レコード)を隔週で発売されます。その創刊号が「アビイ・ロード」です。


[アビイ・ロード(Abbey Road)]は the Beatles の11作目のイギリス公式オリジナル・アルバムとして、1969年2月22日から8月25日までレコーディングをし、1969年9月26日にイギリスで発売されています。1970年5月8日に the Beatles の最後のオリジナル・アルバム[レット・イット・ビー(Let It Be)]が発売されますが、これは1969年1月2日から1月31日までのゲット・バック・セッション音源をアルバム化したもので、それ以降にレコーディングが行なわれた[アビイ・ロード]が事実上のラスト・アルバムであると長いこといわれていました。しかし、1990年に明らかになったレコーディング状況の詳細を確認すると、[レット・イット・ビー]の4曲目「アイ・ミー・マイン(I Me Mine)」は1970年1月3日の録音であり、また、以前から判明していたことではあるが Phil Spector がリプロデュースした際にオーケストラ等のオーヴァー・ダビングをしているという点からも、今では[レット・イット・ビー]が the Beatles 最後のアルバムとして認められています。

the Beatles は1966年のアメリカ・ツアーを最後にライブ活動をやめ、スタジオ・レコーディング・ミュージシャンとなりますが、曲作りに各人がこだわるようになり[ホワイトアルバム(The Beatles)]を制作する頃には、楽器を全て一人で演奏しオーヴァー・ダビングで曲を作り上げてしまいバンドが存在する意味が無くなるようなスタイルをとってしまいます。また、マルチトラックレコーディングができるため、メンバーは各自のパートをそれぞれ個別に録音しても楽曲として仕上げることが出来、顔を会わせる必要もなくなり意思疎通がままならないといった事態を招きます。それを憂いた Paul McCartney が「原点に立ち戻ってやりなおそう= Get back」というコンセプトで、デビュー時と同じようにオーヴァー・ダビングをしないアルバムを制作し映像として記録しておく、というのがゲット・バック・セッションです。1969年1月30日にはアップル本社ビルの屋上で「ルーフトップ・コンサート」として有名な2年5ヶ月ぶりのライヴ・パフォーマンスも行ない、先行シングルとして「ゲット・バック(Get Back) / ドント・レット・ミー・ダウン(Don't Let Me Down)」をリリースしますが、アルバム[ゲット・バック]はプロデュースを George Martin ではなく Paul McCartney が連れてきた Glyn Johns に依頼したところ編集作業に行き詰まってしまい、この時点では完成しませんでした。後に、Phil Spector がオーヴァー・ダビング等のプロデュースをしてアルバム[レット・イット・ビー]として発表することとなりますが、オーヴァー・ダビングをしないというコンセプトが無視されたことに対し Paul McCartney がオーヴァー・ダビング部分を除き、映画 『レット・イット・ビー』で聴けるサウンドに限りなく近くなるようにリミックスした[レット・イット・ビー...ネイキッド(Let It Be... Naked)]を2003年11月17日にリリースしています。
アルバム[ゲット・バック]をリリースできなかったことから、the Beatles のメンバーはあらためてアルバムをちゃんと制作しようと思い、 Paul McCartneyGeorge Martin にプロデュースをお願いして完成させたものが[アビイ・ロード]です。
1曲目「カム・トゥゲザー(Come Together)」は John Lennon が作った「ビートルズの中で一番好きな曲」だというヘビーナンバーです。
2曲目「サムシング(Something)」は George Harrison が作ったバラードロックで、彼の最高傑作といえ、the Beatles の公式発表曲の中で唯一 Lennon-McCartney ではないシングルA面となった曲(カップリングは両A面扱いの「カム・トゥゲザー」)です。また、このシングルはイギリスでは発売済アルバムから初めてシングルカットされたもので、全米では1位となったものの全英では4位止まりでした。
3曲目「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー(Maxwell's Silver Hammer)」は Paul McCartney が作った曲で、ゲット・バック・セッション時にはできあがっていました。
4曲目「オー!ダーリン(Oh! Darling)」も Paul McCartney が作った曲で、John Lennon が気に入り「俺が歌えばもっといい曲になった」とコメントしており、アルバム[ザ・ビートルズ・アンソロジー3(The Beatles' Anthology 3)]には二人でデュオで歌うバージョンが収録されています。
5曲目「オクトパス・ガーデン(Octopus's Garden)」は Ringo Starr の曲で、the Beatles の公式発表曲の中で単独でクレジットされた楽曲は、この曲と[ホワイトアルバム]収録の「ドント・パス・ミー・バイ(Don't Pass Me By)」の2曲のみです。
6曲目「アイ・ウォント・ユー(I Want You (She's So Heavy))」は John Lennon が作った曲で Ono Yoko への想いをひたすら繰り返したものとのことです。
7曲目「ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes The Sun)」はLPではB面最初の曲で、George Harrison が作ったアコースティックなナンバーで冬から春への季節感を歌ったものであることから日本人の共感を呼び、日本でのみシングルカット(カップリングは「オー!ダーリン」)されています。
8曲目「ビコーズ(Because)」は John LennonBeethoven のピアノソナタ「月光」を Ono Yoko が上下逆さまにした譜面で弾いたメロディにインスパイアされて作られたという話があり、John LennonPaul McCartneyGeorge Harrison 3人の声を3回重ねたコーラスとなっており、Paul McCartneyGeorge Harrison はアルバムで一番好きな曲と語っています。
9曲目「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー(You Never Give Me Your Money)」は Paul McCartney が作った曲で the Beatles が設立した会社アップルが財政難に陥ったことを歌った曲ですが、この曲から始まるメドレーが[アビイ・ロード]を特徴づけるものとなっています。このメドレーは、未だ断片的にしかできていなかったメロディーをつなげて組曲風にまとめあげるという Paul McCartney のアイデアからうまれたもので、Paul McCartneyRingo Starr は「B面のメドレーは僕らの最高傑作のひとつ」と発言しており、ローリング・ストーン誌は「本作のB面のみで『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に匹敵する」と評しているほどです。
10曲目「サン・キング(Sun King)」は John Lennon が作った「ビコーズ」と同じ3声コーラスの曲で、曲中のスペイン語部分は「なんとなく意味ありげに並べてみた」とコメントしています。
11曲目「ミーン・ミスター・マスタード (Mean Mr. Mustard)」も John Lennon が作ったホームレスについて歌った曲ですが、メドレーとしての関係性を持たせるために歌詞中に現れる女性の名前を仮歌時は「シャーリー」としていたのを次曲に合わせて「パン」に変えたそうです。
12曲目「ポリシーン・パン(Polythene Pam)」も John Lennon が作った曲で、レコーディング時は「ハー・マジェスティー(Her Majesty)」が11曲目と12曲目の間に挟まれていたそうですが、Paul McCartney が削除すると決め、John Lennon が作った曲が三連続になったようです。ところで「ポリシーン」とはポリエチレンの別称で、ポリ袋をかぶった女の子という感じです。
13曲目「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウインドー(She Came In Through The Bathroom Window)」は Paul McCartney が作った曲で、風呂場の窓から女性の空き巣が入られたという経験を歌ったもので、この曲でメドレーは一休止となります。
14曲目「ゴールデン・スランバー(Golden Slumbers)」からメドレーの後半部分が始まりますが、この曲は Paul McCartney が1603年に発表された Thomas Dekker の子守唄をベースに作られたもので、John Lennon は自動車事故で入院中であり演奏に参加していません。
15曲目「キャリー・ザット・ウェイト(Carry That Weight)」も Paul McCartney が作った曲で、途中に歌詞の関連性もあり「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」のメロディが挟まれておりメドレーとしての一体感を生んでいます。
16曲目「ジ・エンド(The End)」も Paul McCartney が作ったメドレーを締めくくる曲です。Ringo Starr のドラムソロに Paul McCartneyGeorge HarrisonJohn Lennon のギター・ソロがリレーで入っており、「ハー・マジェスティー」がクレジットされるまでは最終行に位置し、このアルバムのレコーディングを以て解散したと考えられていたので、the Beatles の最後を飾るにふさわしい曲とみなされていました。
17曲目「ハー・マジェスティー」は不要とされた曲でしたが、レコーディングエンジニアが「ビートルズが録音したものは何でも残しておく」という鉄則から、マスターテープの最後に20秒ほど曲間を空けて残しておいたところ、それを面白いアイデアとみなし、メドレーのアンコールであるかのように、しかもジャケットには曲名をクレジットせず歌詞カードにも記載しないで隠しトラックとして発売したとのことです。

AbbeyRoad_Variation

[アビイ・ロード]は楽曲ばかりでなく、ジャケット写真も非常に有名で、多くのアーティストがトリビュートして真似をしたりパロディ化したりしています。表面にグループ名もアルバム名も無いというのは、the Beatles 初の試みでした。このジャケットについては、いろいろ伝説めいた話が残されています。エヴェレストで写真撮影しアルバムタイトルを「エヴェレスト」にしようという提案に対し、Paul McCartney がレコーディングを優先したい気持ちから「ちょっとスタジオの外に出て写真を撮り、その通りの名前であるアビイ・ロードをアルバム名にすれば」と応えたという話があります。また、ジャケット写真で Paul McCartney だけが目をつぶり裸足であり踏み出している足が右足と一人だけ違い、左利きなのにタバコを右手に持っているのを不自然ととらえ、路上に駐車しているフォルクスワーゲンのナンバープレートが「28IF」であること「もし(IF) Paul が生きていれば28歳~その時 Paul は27歳でしたが~」と解釈し、白スーツの John Lennon を「牧師」、黒スーツの Ringo Starr を「葬儀屋」、目をつぶって裸足の Paul McCartney を「死人」、ラフなデニム姿の George Harrison を「墓堀人」と見立てた「ポール死亡説」が生まれています。これに対しは、Paul McCartney 自身が1993年に発表したライブ盤[ポール・イズ・ライブ(Paul Is Live)]で、パロったジャケット写真を作り、きちんと靴を履き左足で踏み出し写り込んだフォルクスワーゲンのナンバープレートを発売当時51歳であったことから「51IS」とし、アルバムタイトル自体も「ポールは生きている」とシャレています。撮影場所となった横断歩道は、ビートルズファンの聖地となり景観の保存が必要と判断され、英国政府が2010年12月に英国の文化的・歴史的遺産に指定しています。

アビイ・ロード

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1. Come Together - カム・トゥゲザー
2. Something - サムシング
3. Maxwell's Silver Hammer - マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー
4. Oh! Darling - オー!ダーリン
5. Octopus's Garden - オクトパスズ・ガーデン
6. I Want You (She's So Heavy) - アイ・ウォント・ユー
7. Here Comes The Sun - ヒア・カムズ・ザ・サン
8. Because - ビコーズ
9. You Never Give Me Your Money - ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー
10. Sun King - サン・キング
11. Mean Mr. Mustard - ミーン・ミスター・マスタード
12. Polythene Pam - ポリシーン・パン
13. She Came In Through The Bathroom Window - ア・デイ・イン・ザ・ライフ
14. Golden Slumbers - ゴールデン・スランバーズ
15. Carry That Weight - キャリー・ザット・ウェイト
16. The End - ジ・エンド
17. Her Majesty - ハー・マジェスティー

AbbeyRoad_Back



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tag : ビートルズ

2017-09-09 : ロック :

原子心母~ピンクフロイド

[原子心母(Atom Heart Mother)]は、Pink Floyd が初めて全英1位となった5枚目のアルバムです。全米55位、日本のオリコンチャートでは15位となっています。

Pink Floyd は、建築学校(現ウェストミンスター大学)同級生であった Roger WatersRick WrightNick Mason の3人組に、旧友の Syd Barrett が加わったできたバンドで、1967年に Syd Barrett が作った「アーノルド・レーン(Arnold Layne)」でシングルデビューします。この曲も全英20位のヒットとなり、続く Syd Barrett 作のセカンドシングル「シー・エミリー・プレイ(See Emily Play)」は全英6位を記録し、デビューアルバム[夜明けの口笛吹き(The Piper At The Gates Of Dawn)]も全英6位となり、サイケデリックロックの代表格として人気を得ます。ちなみに、Pink Floyd がアルバム制作をしていた隣のスタジオでは、the Beatles が[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)]のレコーディングをしていました。
ところが、バンドのフロントマンであり、メインのソングライターである Syd Barrett がドラッグにより精神と肉体が侵されるようになってしまい、そこでサポートメンバーとして David Gilmour が加入し5人編成のバンドとなります。しかし、Syd Barrett の症状は改善されることはなく脱退することとなり、バンドの音楽性もサイケデリックロックから幻想的なサウンドへと方針転換を図り、より独創性の高い革新的な音楽を目指すようになります。セカンドアルバム[神秘(A Saucerful Of Secrets)]には Syd Barrett 在籍時の曲も含まれているものの、バンドメンバー4人全員で作曲したタイトル曲「神秘」は起承転結を表現した四部構成の12分近い幻想的なインストゥルメンタルで、今後の方向性を示したものとなり、全英第9位を記録しています。また、このアルバムからカバージャケットをヒプノシス(Hipgnosis)が手掛けることとなり、Pink Floyd の視覚面のアート性を高める役割を果たすようになります。幻想的で構成のしっかりした音楽性は映像喚起力も高いとの評価を受け、サードアルバム[モア(Soundtrack From The Film More)]は映画『モア(More)』のサウンドトラックとして制作され、こちらもまた全英第9位となります。
その頃、ロック音楽にも芸術性が求められるような方向性になっており、the Beatles が[アビーロード(Abbey Road)]で組曲形式に楽曲を構成し、Deep Purpleロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ(Royal Philharmonic Orchestra)と共演し、また King Crimson が革新的で衝撃作なデビューアルバム[クリムゾンキングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)]を発表しました。Pink Floyd は、1枚目がライブ盤で2枚目がスタジオ盤という2枚組構成アルバム[ウマグマ(Ummagumma)]をリリースします。ライブ盤の方は既出曲ですが、スタジオ盤はメンバー4人がそれぞれの個性を前面に出した組曲形式の大作が収録されたもので、効果音などの非楽音のコラージュやエフェクトの多用といった実験的なアプローチをしていますが、全英5位という評価を得ます。そして、その次のアルバム[原子心母]では、現代音楽家である Ron Geesin と組んでストリングスやブラスなどを大胆に取り入れたり、サウンドエフェクトやテープ処理を多用したり、ミュジーク・コンクレート作品を含めたりといった多彩な音世界の表現が各方面から絶賛され、全英1位を獲得することとなります。

原子心母

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1. 原子心母 - Atom Heart Mother
-a) 父の叫び - Father's Shout
-b) ミルクたっぷりの乳房 - Breast Milky
-c) マザー・フォア - Mother Fore
-d) むかつくばかりのこやし - Funky Dung
-e) 喉に気をつけて - Mind Your Throats Please
-f) 再現 - Remergence
2. もしも - If
3. サマー'68 - Summer '68
4. デブでよろよろの太陽 - Fat Old Sun
5. アランのサイケデリック・ブレックファスト - Alan's Psychedelic Breakfast
-a) ライズ・アンド・シャイン - Rise And Shine
-b) サニー・サイド・アップ - Sunny Side Up
-c) モーニング・グローリー - Morning Glory

AtomHeartMother_Inner

1曲目「原子心母」は、6つのパートから構成される23分42秒の大作でLPレコードのA面全てを使われて収録された楽曲です。David Gilmour が映画のサントラをイメージして弾いたギターのメロディーを Roger Waters が気に入り、セッションを重ねたり、ライブのレパートリーとして演奏したりしながら形作っていったもので、途中から Roger Waters が映画のサントラを以前共同制作したことのある Ron Geesin にオーケストラアレンジを依頼し、最終形として完成させました。この曲は、ライブ演奏の際は「The Amazing Pudding」という仮名称が付けられていましたが、「BBCインコンサート」で演奏することとなり正式名称が必要となった時、BBCのカフェにあった新聞の見出し記事「Atom Heart Mother Named」を見つけ「Atom Heart Mother」にしたということです。
2曲目「もしも」は、Roger Waters が作ったシンプルなフォークソング調の曲で、後の[狂気]や[ウォール]にも通ずる Syd Barrett へのオマージュといえるものです。
3曲目の「サマー'68」は、Rick Wright の作品でグルーピーのことを歌っているサイケデリック調の曲です。アメリカツアー時にまとわりつかれた嫌悪感から、うだるような暑さや浮かれた熱気を「サマー」と表現したのでしょう。
4曲目「デブでよろよろの太陽」は、David Gilmour が夏の沈みゆく夕陽を歌ったフォークソング風の曲で、後半はギターソロがフューチャーされています。
5曲目「アランのサイケデリック・ブレックファスト」は、Pink Floyd のローディーとして食事を担当していた Alan Styles が実際に Nick Mason の自宅キッチンで行なった朝食の調理状況を録音した素材を効果音として用い、楽器演奏を追加したミュジーク・コンクレートで、途中途中にメロディアスな部分が挟まれています。

このアルバムを以て、Pink Floyd はプログレッシヴロックを代表するグループとして位置づけられるようになります。邦題の[原子心母]は、東芝音楽工業の洋楽ディレクター石坂敬一が「Atom⇒原子」「heart⇒心」「Mother⇒母」とそのまま直訳してつけたものです。また、レコードの帯には「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道である」とあり、1971年8月6日の霧に包まれた箱根アフロディーテの野外音楽フェスティバルが伝説となり、日本では「プログレッシヴロック=Pink Floyd」という位置づけになっているところがあります。

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tag : ピンク・フロイド

2017-07-25 : プログレッシブロック :

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド~ビートルズ


the Beatles のアルバム[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)]の発売50周年を記念したスペシャルエディションが、2017年5月26日に全世界同時リリースされました。the Beatles のオリジナル・アルバムが未発表バージョンを含む形で特別仕様として再発売されるのは初めてのことです。
Sgt.Pepper_SEAL
[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド]は the Beatles の8作目のオリジナル・アルバムで、1967年6月1日にイギリスで発売されています。前年8月29日に行なったサンフランシスコのキャンドルスティックパークでのコンサートを最後にライブツアー活動を休止し、the Beatlesレコーディング・アーティストの道を歩み始めることとなります。1966年9月に、John Lennon は映画「ジョン・レノンの僕の戦争(How I Won The War)」の撮影でスペインに行き、そこで「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(Strawberry Fields Forever)」を手掛けます。ちなみに、この年の11月にインディカ・ギャラリーで、Ono Yoko と出会います。
同じ頃、George Harrison はインド音楽に傾倒しインドまで出向き Ravi Shankar と対面しています。
Paul McCartney は映画音楽の作曲等をしていましたが、John Lennon の「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」に触発されて「ペニー・レイン(Penny Lane)」を作ります。
そして、ツアー終了後初めてアビーロード・スタジオに集合した the Beatles は、次のアルバムへの収録曲として「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ペニー・レイン」と「ホエン・アイム・シックスティー・フォー(When I'm Sixty-Four)」のレコーディングをします。ところが、レコード会社であるキャピトルがシングルの早期発売を要求してきたため、先行シングルとして「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と「ペニー・レイン」の2曲を、プロデューサーの George Martin の判断で両A面としてリリースしました。しかし、両A面扱いとなったことからチャート得点が分散してしまい、イギリスチャートでは首位はとれず2位となりました。アメリカではポップな印象の「ペニー・レイン」の方をA面として発売し1位を獲得しています。
Paul McCartney は、レコーディングに専念して作り上げるアルバムになるのだから新たなスタイルを築きたいと考え、「アルバム全体で楽団を演じてプレイをする」というコンセプトでアルバムを製作しようというアイデアをメンバーに提案します。「サージェント・ペパー」という名前は、Paul McCartney とローディーの Mal Evans が、機内食の容器の「S:塩(Salt)」と「P:胡椒(Pepper)」について話をしている時、「サージェント・ペパー」と聞き違えたからという話があります。コンセプトアルバムとはいうものの、最初の曲「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が、最後の方で1回リプライズとして演奏されるという程度で、それぞれの楽曲が明確なコンセプトで縛られているといったことはありません。ただ、できうる限り曲間を無くして曲単体ではなくアルバム全体を通して表現をするという姿勢や、2曲目「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ(With A Little Help From My Friends)」が1曲目の中で“次は歌手ビリー・シアーズが歌います!”と紹介されてメドレー形式で始まる点や、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)」の後にアンコールの様に「ア・デイ・イン・ザ・ライフ(A Day In The Life)」を配置したりとか、最後の最後にノークレジットの「ザ・ランアウト・グルーヴ(The Run-Out Groove)」というレコードの最終溝(レコード針の一番最後が到達する溝)にお喋り風の録音をしておきレコード針を上げ忘れた時にノイズの代わりとするというアイデアも含めて、アルバムを作品として楽しませようというコンセプトはしっかり意識されていると思わせるものです。
     Sgt.Pepper_RunOutGroove
発売されたアルバムは、イギリスでは連続23週、トータルでは27週間首位を記録し、アメリカでも15週間連続第1位となり、1967年のグラミー賞最優秀アルバム賞ほか4部門を獲得しています。現在までに全世界で3,200万枚以上の売上となっています。

今回、50周年記念エディションとして、4形態でリリースされています。
(1)スーパー・デラックス・ボックス・セット:6枚組(CD4枚・DVD1枚・Blu-ray1枚)
(2)CD2枚組
(3)LP2枚組
(4)CD1枚
(1)スーパー・デラックス・ボックス・セットは、オリジナルアルバムの最新ステレオミックス13曲が収録されたCD1枚に、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と「ペニー・レイン」を含めたアーリーテイクやミックス等の33曲を録音日付順に並べたCD2枚と、オリジナルアルバム13曲と「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ペニー・レイン」のほか4曲分のモノラルミックスが収録されたCD1枚、それにDVDBlu-rayは同じ内容でオリジナルアルバムと「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ペニー・レイン」を合わせた15曲とオーディオトラックに、映像として未発売の「ザ・メイキング・オブ・サージェント・ペッパー」というドキュメンタリー映画(1992年放映)と「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「ペニー・レイン」「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のオリジナル・プロモーション・フィルムが収録されています。
(2)CD2枚組は、1枚目CDがオリジナルアルバムの最新ステレオミックスで、2枚目CDはオリジナルアルバムの曲順に合わせた未発表テイクに「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と「ペニー・レイン」の未発表テイクと最新ステレオミックスが5曲分含まれた18曲収録されたCDとなっています。
(3)LP2枚組は、1枚目LPがオリジナルアルバムの最新ステレオミックスで、2枚目LPはオリジナルアルバムの曲順に合わせた未発表テイクで(2)CD2枚目の1曲目から13曲目までと同じ内容です。
(4)CD1枚は、オリジナルアルバムの最新ステレオミックスとなっています。
Sgt.Pepper_DISC

ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」と「ペニー・レイン」を含めた形がアルバム[サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド]であると考えられているのがわかる構成になっています。
ボーナストラックとして収録されている曲ですが、スーパー・デラックス・ボックス・セットCD2枚組の分を包括している形です。しかし、収録順は変化をつけていて、スーパー・デラックス・ボックス・セットは録音日順でCD2枚組の方はアルバム収録曲順となっています。ただし、CD2枚組の13曲目「ア・デイ・イン・ザ・ライフ(テイク1)」にはハミング部分が入っていますが、スーパー・デラックス・ボックス・セットの10曲目「ア・デイ・イン・ザ・ライフ(テイク1)」にはハミング部分が無いという個性を出しています。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD DVD BD)

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CD1
NEW STEREO MIX
1.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ - With A Little Help From My Friends
3.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ - Lucy In The Sky With Diamonds
4.ゲッティング・ベター - Getting Better
5.フィクシング・ア・ホール - Fixing A Hole
6.シーズ・リーヴィング・ホーム - She's Leaving Home
7.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト - Being For The Benefit Of Mr. Kite !
8.ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー - Within You Without You
9.ホエン・アイム・シックスティー・フォー - When I'm Sixty-Four
10.ラヴリー・リタ - Lovely Rita
11.グッド・モーニング・グッド・モーニング - Good Morning Good Morning
12.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ) - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13.ア・デイ・イン・ザ・ライフ - A Day in the Life
*.ザ・ランアウト・グルーヴ - The Run-Out Groove

CD2
SGT.PEPPER SESSIONS
1.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(テイク1) - Strawberry Fields Forever (Take1)
2.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(テイク4) - Strawberry Fields Forever (Take4)
3.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(テイク7) - Strawberry Fields Forever (Take7)
4.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(テイク26) - Strawberry Fields Forever (Take26)
5.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(ステレオミックス2015) - Strawberry Fields Forever (StereoMix2015)
6.ホエン・アイム・シックスティ・フォー(テイク2) - When I'm Sixty-Four (Take2)
7.ペニー・レイン(テイク6 インストゥルメンタル) - Penny Lane (Take6 Instrumental)
8.ペニー・レイン(ヴォーカル・オーヴァーダブズ&スピーチ) - Penny Lane (Vocal Overdubs & Speech)
9.ペニー・レイン(ステレオ・ミックス2017) - Penny Lane (StereoMix2017)
10.ア・デイ・イン・ザ・ライフ(テイク1) - A Day in the Life (Take1)
11.ア・デイ・イン・ザ・ライフ(テイク2) - A Day in the Life (Take2)
12.ア・デイ・イン・ザ・ライフ(オーケストラ・オーヴァーダブ) - A Day in the Life (Orchestra Overdub)
13.ア・デイ・イン・ザ・ライフ(ハムド・ラスト・コード テイク8、9、10&11) - A Day in the Life (Hummed Last Chord Take8,9,10&11)
14.ア・デイ・イン・ザ・ライフ(ラスト・コード) - A Day in the Life (The Last Chord)
15.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(テイク1 インストゥルメンタル) - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Take1 Instrumental)
16.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(テイク9&スピーチ) - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Take9 & Speech)
17.グッド・モーニング・グッド・モーニング(テイク1 インストゥルメンタル、ブレイクダウン) - Good Morning Good Morning (Take1 Instrumental Breakdown)
18.グッド・モーニング・グッド・モーニング(テイク8) - Good Morning Good Morning (Take8)

CD3
SGT.PEPPER SESSIONS
1.フィクシング・ア・ホール(テイク1) - Fixing A Hole (Take1)
2.フィクシング・ア・ホール(スピーチ&テイク3) - Fixing A Hole (Speech & Take1)
3.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(スピーチ・フロム・ビフォア・テイク1、テイク4&スピーチ・アット・ジ・エンド) - Being For The Benefit Of Mr. Kite ! (Speech From Before Take1 Take4 & Speech At The End)
4.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(テイク7) - Being For The Benefit Of Mr. Kite ! (Take7)
5.ラヴリー・リタ(スピーチ&テイク9) - Lovely Rita (Speech & Take9)
6.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(テイク1&スピーチ・アット・ジ・エンド) - Lucy In The Sky With Diamonds (Take1 & Speech At The End)
7.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(スピーチ、フォールス・スタート&テイク5) - Lucy In The Sky With Diamonds (Speech False Start & Take5)
8.ゲッティング・ベター(テイク1 インストゥルメンタル&スピーチ・アット・ジ・エンド) - Getting Better (Take1 Instrumental & Speech At The End)
9.ゲッティング・ベター(テイク12) - Getting Better (Take12)
10.ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー(テイク1 インディアン・インストゥルメンツ) - Within You Without You (Take1 Indian Instruments)
11.ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー(ジョージ・コーチング・ザ・ミュージシャンズ) - Within You Without You (George Coaching The Musicians)
12.シーズ・リーヴィング・ホーム(テイク1 インストゥルメンタル) - She's Leaving Home (Take1 Instrumental)
13.シーズ・リーヴィング・ホーム(テイク6 インストゥルメンタル) - She's Leaving Home (Take6 Instrumental)
14.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ(テイク1 フォールス・スタート&テイク2 インストゥルメンタル) - With A Little Help From My Friends (Take1 False Start & Take2 Instrumental)
15.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)(スピーチ&テイク8) - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) (Speech & Take8)

CD4
MONO ALBUM (1967MIX) AND BONUS TRACKS
1.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ - With A Little Help From My Friends
3.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ - Lucy In The Sky With Diamonds
4.ゲッティング・ベター - Getting Better
5.フィクシング・ア・ホール - Fixing A Hole
6.シーズ・リーヴィング・ホーム - She's Leaving Home
7.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト - Being For The Benefit Of Mr. Kite !
8.ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー - Within You Without You
9.ホエン・アイム・シックスティー・フォー - When I'm Sixty-Four
10.ラヴリー・リタ - Lovely Rita
11.グッド・モーニング・グッド・モーニング - Good Morning Good Morning
12.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ) Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13.ア・デイ・イン・ザ・ライフ - A Day in the Life
14.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(オリジナル・モノ・ミックス) Strawberry Fields Forever (Original Mono Mix)
15.ペニー・レイン(オリジナル・モノ・ミックス) - Penny Lane (Original Mono Mix)
16.ア・デイ・イン・ザ・ライフ(ファースト・モノ・ミックス) - A Day in the Life (First Mono Mix)
17.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(オリジナル・モノ・ミックス No11) - Lucy In The Sky With Diamonds (Original Mono Mix No11)
18.シーズ・リーヴィング・ホーム(ファースト・モノ・ミックス) - She's Leaving Home (First Mono Mix)
19.ペニー・レイン(キャピトル・レコーズ・モノ・USプロモ・ミックス) - Penny Lane (Capitol Records Mono US Promo Mix)

DVD Blu-ray
AUDIO CONTENT
1.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ - With A Little Help From My Friends
3.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ - Lucy In The Sky With Diamonds
4.ゲッティング・ベター - Getting Better
5.フィクシング・ア・ホール - Fixing A Hole
6.シーズ・リーヴィング・ホーム - She's Leaving Home
7.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト - Being For The Benefit Of Mr. Kite !
8.ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー - Within You Without You
9.ホエン・アイム・シックスティー・フォー - When I'm Sixty-Four
10.ラヴリー・リタ - Lovely Rita
11.グッド・モーニング・グッド・モーニング - Good Morning Good Morning
12.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ) - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13.ア・デイ・イン・ザ・ライフ - A Day in the Life
14.ストロベリー・フィールズ・フォーエバー - Strawberry Fields Forever
15.ペニー・レイン - Penny Lane
VISUAL CONTENT
1.ザ・メイキング・オブ・サージェント・ペッパー(1992) - The Making Of Sgt. Pepper (1992)
2.プロモーショナル・フィルムズ - Promotional Films
-1 ア・デイ・イン・ザ・ライフ(1967) - A Day in the Life (1967)
-2 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(1967) - Strawberry Fields Forever (1967)
-3 ペニー・レイン(1967) - Penny Lane (1967)

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(2CD)

新品価格
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CD2枚組_CD2
1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Take9) - サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(テイク9)
2. With A Little Help From My Friends (Take1 False Start & Take2 Instrumental) - ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ(テイク1 フォールス・スタート&テイク2 インストゥルメンタル)
3. Lucy In The Sky With Diamonds (Take1) - ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(テイク1)
4. Getting Better (Take1 Instrumental & Speech At The End) - ゲッティング・ベター(テイク1 インストゥルメンタル&スピーチ・アット・ジ・エンド)
5. Fixing A Hole (Speech & Take1) - フィクシング・ア・ホール(スピーチ&テイク3)
6. She's Leaving Home (Take1 Instrumental) - シーズ・リーヴィング・ホーム(テイク1 インストゥルメンタル)
7. Being For The Benefit Of Mr. Kite! (Take4) - ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(テイク4)
8. Within You Without You (Take1 Indian Instruments) - ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー(テイク1 インディアン・インストゥルメンツ)
9. When I'm Sixty-Four (Take2) - ホエン・アイム・シックスティ・フォー(テイク2)
10. Lovely Rita (Speech & Take9) - ラヴリー・リタ(スピーチ&テイク9)
11. Good Morning Good Morning (Take8) - グッド・モーニング・グッド・モーニング(テイク8)
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) (Take8) - サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)(テイク8)
13. A Day in the Life (Take1 With Hummed Last Chord) - ア・デイ・イン・ザ・ライフ(テイク1 ウィズ・ハムド・ラスト・コード)
14. Strawberry Fields Forever (Take7) - ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(テイク7)
15. Strawberry Fields Forever (Take26) - ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(テイク26)
16. Strawberry Fields Forever (StereoMix2015) - ストロベリー・フィールズ・フォーエバー(ステレオミックス2015)
17. Penny Lane (Take6 Instrumental) - ペニー・レイン(テイク6 インストゥルメンタル)
18. Penny Lane (StereoMix2017) - ペニー・レイン(ステレオ・ミックス2017)

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