2014年06月|音泉日記~音楽の温泉~

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :

荘厳なる刻(とき)~エイジア

エイジア(ASIA)の12枚目のアルバム[荘厳なる刻(Gravitas)]が、2014年3月に発売されています。
ASIA_Gravitas_Cover
1982年に、スティーヴ・ハウ(Steve Howe)とジェフ・ダウンズ(Geoffrey Downes)とジョン・ウェットン(John Wetton)にカール・パーマー(Carl Palmer)という4人組で、9週にわたり全米NO.1という大ヒットアルバム[詠時感~時へのロマン(Asia)]でデビューし、その後メンバーチェンジが繰り返され空中分解したかのように見えましたが、2006年にオリジナルメンバーで復活を遂げて順調に活動を続けていたものの、Steve Howe が脱退してしまい、その代わりにサム・クールソン(Sam Coulson)が加わって心機一転再スタートを飾るというアルバムです。
Steve Howe は、2006年の ASIA 再結成後、2008年から再開した YES のメンバーとしても活動をし、ASIAYES のジョイントライブでは両方で演奏するというスタイルでしたが、両方での活動は大変ということで最終的に YES を選択しました。ただし、Geoffrey Downes も2011年から YES に復帰しており、両方のメンバーとして活動を続けています。
ASIA_Gravitas_Member

ASIA のソングライティングは John WettonGeoffrey Downes が担っており、今回は John Wetton が[ワルキューレ]をアルバムタイトルソングとし、この曲のコンセプトを中心に制作を進めていたところ、Carl Palmer が“女性的なタイトルだ”といって変更を希望した結果、[グラヴィタス]になったということです。アルバムの中では、[ワルキューレ]が1曲目で[グラヴィタス]が2曲目です。
[ワルキューレ(Valkyrie)]は、男声合唱隊によるコーラスで始まるプログレハード風のドライブ感があるミディアムテンポのロックです。
[グラヴィタス(Gravitas)]は、タイトル通りの荘厳なシンセで始まった後、ハードなバンドサウンドが展開されるという、メロディアスなシンフォニックロックという感じの曲です。
[グラヴィタス]は2部構成になっていますが、アルバムの中には3部構成の[へヴン・ヘルプ・ミー・ナウ(Heaven Help Me Now)]という曲も収録されており、こちらもクラシカルなイメージの前半部分からミディアムロックへと展開していきます。
他には、[ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー][ロシアン・ドールズ][ジョー・ディマジオズ・グローブ]といったバラード調の曲が揃っており、ボーナストラックでアコースティックバージョンを聴くことができます。
[ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー(The Closer I Get To You)]は、リリカルなしっとりとしたバラードですが、サビでは分厚いコーラスで荘厳なイメージが膨らむスタイルになっています。
[ロシアン・ドールズ(Russian Dolls)]は、John WettonGeoffrey Downes がユニットで活動している ICON のツアーでモスクワからサンクトペテルブルグで向かう寝台列車の中でアイデアが生まれたものとのことです。
[ジョー・ディマジオズ・グローブ(Joe DiMaggio’s Glove)]は、“ジョー・ディマジオのグローブみたいに柔らかい”というフレーズに魅せられて作った曲ということですが、ライターである John Wetton は野球のことはあまり知らず、サッカーファンらしいです。
アルバムの4曲目である[ニクトフォビア(Nyctophobia)]は、Geoffrey Downes のいた The Buggles を感じさせるような若干ポップでキャッチ―な耳触りのいい感じの曲です。
7曲目の[アイ・ウッド・ダイ・フォー・ユー(I Would Die For You)]は、2001年にアウトテイク集としてリリースされた[ウェットン/ダウンズ(John Wetton & Geoffrey Downes)]の2曲目に収録されていた楽曲で、ASIA が3rdアルバム[アストラ(Astra)]を発表後に空中分解していた1987年頃に作られたとのことで、その当時の ASIA の雰囲気が伝わってくるようです。
アルバム最後の曲は[ティル・ウィ・ミート・アゲイン(Till We Meet Again)]で、コーラスワークが特徴的な曲で、[ワルキューレ]との対称性を見ることができます。

グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)【初回限定盤CD DVD(日本語字幕付)】

新品価格
¥3,170から
(2014/6/15 12:00時点)


CD
1. ワルキューレ - Valkyrie
2. グラヴィタス - Gravitas
-1. レント - Lento
-2. グラヴィタス - Gravitas
3. ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー - The Closer I Get To You
4. ニクトフォビア - Nyctophobia
5. ロシアン・ドールズ - Russian Dolls
6. へヴン・ヘルプ・ミー・ナウ - Heaven Help Me Now
-1. ウィングス・オブ・エンジェルズ - Wings Of Angels
-2. プレリュード - Prelude
-3. へヴン・ヘルプ・ミー・ナウ - Heaven Help Me Now
7. アイ・ウッド・ダイ・フォー・ユー - I Would Die For You
8. ジョー・ディマジオズ・グローブ - Joe DiMaggio’s Glove
9. ティル・ウィ・ミート・アゲイン - Till We Meet Again
Bonus Track
10. ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー(アコースティック・ヴァージョン) - The Closer I Get To You (Acoustic)
11. ジョー・ディマジオズ・グローブ(アコースティック・ヴァージョン) - Joe Di Maggio's Glove (Acoustic)
12. ロシアン・ドールズ(アコースティック ヴァージョン) - Russian Dolls (Acoustic)

DVD
1. ワルキューレ(ミュージック・ビデオ) - Valkyrie (Music Video)
2. メイキング・オブ・グラヴィタス(メンバー・インタヴュー映像) - The Making Of Gravitas (Featurette)
3. アン・エクストラオーディナリー・ライフ(プロヴディフ公演) - An Extraordinary Life (Live In Plovdiv)
4. 時へのロマン(プロヴディフ公演 オーケストラ競演) - Onlt Time Will Tell (Live In Plovdiv With The Plovdiv Philharmonic Orchestra)
5. ヒート・オブ・ザ・モーメント(プロヴディフ公演 オーケストラ競演) - Heart Of The Moment (Live In Plovdiv With The Plovdiv Philharmonic Orchestra)

DVDには、[ワルキューレ]のミュージック・ビデオとアルバム制作時のメンバー・インタビュー映像、それに2013年のライブ映像3曲が収録されています。ライブは、2013年9月にブルガリアのプロヴディフで行なったもので、オーケストラとの競演をしています。
[アン・エクストラオーディナリー・ライフ(An Extraodinary Life)]は、ASIA が再結成して最初に発表した2008年のアルバム[フェニックス(Phoenix)]に収録されている曲です。[時へのロマン(Only Time Will Tell)]と[ヒート・オブ・ザ・モーメント(Heat Of The Moment)]は、全世界で1500万枚のセールスを記録した ASIA のデビューアルバム[詠時感~時へのロマン(Asia)]の収録曲で、プロヴディフ交響楽団をバックに演奏しています。オーディエンスは、やはり[時へのロマン]のイントロには素早く反応し、[ヒート・オブ・ザ・モーメント]では John Wetton に促されてアカペラで合唱をしています。
ASIA_Gravitas_Art



音楽(ロック・ポップス) ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ プログレッシブへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

tag : エイジア

2014-06-15 : プログレッシブロック :
ホーム

プロフィール

うえ ちゃん

Author:うえ ちゃん
音楽に浸っていることが好きです。

最新記事

アナウンス

キース・エマーソン 追悼」としてムック本が出版されています。

エマーソン・レイク&パーマー (KAWADE夢ムック 文藝別冊)




にほんブログ村
人気ブログランキングへ
~PV(ページビュー)アクセスランキング~

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QR

リンク

主に70年代洋楽と80年代邦楽について紹介している[只野感想文]もチェック! このブログをリンクに追加する

スポンサードリンク
プライベートクラウドとパブリッククラウド
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。