2014年10月|音泉日記~音楽の温泉~

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鬱(モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン)~ピンク・フロイド

Pink Floyd が20年ぶりに新アルバム[永遠(The Endless River)]をリリースします。このアルバムは、Pink Floyd の現時点での最新アルバム[(The Division Bell)]制作時にレコーディングされた音源をリメイクしたものということで、Roger Waters は関与せず、David GilmourNick MasonRichard Wright の3人構成での Pink Floyd のアルバムという位置づけとのことです。2008年に亡くなった Richard Wright が録音しておいたインストゥメンタル楽曲[Swan Song]にヴォーカルを加えたものなど、「主にアンビエントかインストゥルメンタルな音楽になっている」というバンドからの説明があり、Richard Wright の最後の作品としてまとめたもので、新作ツアーについては現在のところ予定されていないということです。
                    A_Momentary_Lapse_Of_Reason_LOGO
Pink Floyd は、結成当時のリーダーであった Syd Barrett が脱退した後は、Roger Waters を中心にバンド活動を続けていましたが、[ザ・ウォ-ル(The Wall)]での一連の活動を[ファイナル・カット(The Final Cut)]で総括した後、空中分解します。1985年12月に Roger Waters は「Pink Floyd は創造性を使い切った」との理由でバンドを脱退し Pink Floyd 解散を目論みましたが、David GilmourNick Mason とともに解散に反対し、自らが主導して Pink Floyd の存続を主張しました。Roger Waters は活動継続に対して訴訟を起こしますが、楽曲使用に伴う収入の20%強を Roger Waters 支払うことなどを条件に和解をします。これ以降、Pink Floyd は、David Gilmour を中心にして活動を続け、1987年にアルバム[(A Momentary Lapse Of Reason)]をリリースし全米全英ともに3位を記録し、次のアルバム[(TSUI)]は全米全英をはじめ世界各国で1位となり1000万枚を超すベストセラーになっています。
A_Momentary_Lapse_Of_Reason_Cover
[]は David Gilmour がリーダーとなった最初のアルバムで、それまでの大作主義やコンセプト思考ではなくコンパクトな楽曲で構成されていますが、全体的な印象は新アルバム[永遠(TSUI)]での説明にもあった「アンビエント:環境音楽」といった趣きになっています。原題である“A Momentary Lapse Of Reason”は「一時的な理性喪失」という意味でそれを「」と捉えたのでしょうが、2009年スペシャルプライス盤からは原題のまま「モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン」という邦題表記となっています。アルバムのジャケットは、HipgnosisStorm Thorgerson が担当しており、大量のベッドが並べられた写真を使用しておりますが、CGではなく実際に700以上のベッドを海岸に並べて撮影を行なったもので、ようやく大量のベッドを並び終えたと思ったら雨が降り出し、慌ててベッドを回収して、もう一度並べ直したというエピソードがあります。また、各国盤などでジャケットが異なり、ベッドに腰掛けている男性のポーズや、ロゴの位置などが異なっているようです。

モメンタリー・ラプス・オブ・リーズン

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1.生命の動向 - Signs Of Life
2.幻の翼 - Learning To Fly
3.戦争の犬たち - The Dogs Of War
4.理性喪失 - One Slip
5.現実との差異 - On The Turning Away
6.空虚なスクリーン/輪転 - Yet Another Movie / Round And Around
7.ニュー・マシーン PART 1 - A New Machine (Part 1)
8.末梢神経の凍結 - Terminal Frost
9.ニュー・マシーン PART 2 - A New Machine (Part 2)
10.時のない世界 - Sorrow
A_Momentary_Lapse_Of_Reason_InnerBack
このアルバムに対し、Roger Waters は「フロイドの真似事をしただけのニセモノ」と手厳しく非難し、それに対し David Gilmour は否定していたものの後になって Nick MasonRichard Wright はレコーディングではほとんど演奏していなかったと告白しています。
A_Momentary_Lapse_Of_Reason_Note



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