ダブル・ファンタジー~ジョン・レノン|音泉日記~音楽の温泉~

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ダブル・ファンタジー~ジョン・レノン

ジョン・レノン(John Lennon)が、5年間の主夫生活を終えて1980/11/17に6年ぶりにオリジナルアルバム[ダブル・ファンタジー(Double Fantasy (with Yoko Ono))]発売してから3週間たつ1980/12/8の夜23時頃、ニューヨークの自宅アパート「ダコタ・ハウス」に戻ってきたところで、5発の銃声が鳴り響きました。“I'm shot!”(撃たれた!)という John Lennon の悲痛の叫び声が・・・
5年ぶりの再出発を祝うはずであったのに、40年という短い人生の終焉を迎えることとなってしまいました。40年という時間は、たしかに短く、まだまだこれからという時季であったと思います。しかし、John Lennon の過ごした人生は、とても濃密で、世界中の人々に多大な影響を与えました。Paul McCartney は現在70歳で精力的に行動しており、John Lennon も存命していれば72歳で、きっと私たちに数多くの夢や感動を届けてくれたであろうと思うと、残念であり悔しい気持ちになります。
JohnLennon_DoubleFantasy_BackLPimage
John Lennon の最後のプレゼントがアルバム[Double Fantasy]で、5年間の沈黙(専業主夫としての生活)を破って発表されたものとなります。
5年前、1975年の John Lennon の誕生日である10月9日に、オノ・ヨーコ(Ono Yoko)との間の初めての子供ショーン・タロー・オノ・レノン(Sean Taro Ono Lennon, 日本名:小野 太郎)が生まれています。前妻シンシア・パウエル(Cynthia Powell)との間に、ジュリアン・レノン(Julian Lennon)がいますが、Ono Yoko とは何度か流産していた末の待望の子供であり、ちょうどレコード会社との契約も切れたので、主夫となり子育てに専念することにしたようです。そんな中、Sean が偶然友達の家で見た the Beatles の[イエロー・サブマリン(Yellow Submarine)]の中で John を見つけ、「パパはビートルズだったの?」という一言がきっかけとなり、再び音楽活動を再開する決意を固めたと言われています。

[Double Fantasy] は、John LennonOno Yoko の曲が交互に並び、対話形式で製作されたかのように感じられますが、元々はそれぞれ別々に作られていたものを、「Yoko の曲を聴いてもらえないかも?」と John が心配して順番に聴いてもらえるような曲順にしたそうです。アルバム構成が後になって決められたため、曲を作成した時点では、お互いを意識した曲作りではないので John のポップス調と、Yoko お得意のニュー・ウェイヴ風な曲とでは調和がとれていない感じなのですが、JohnYoko の個性を知った上で聴くと、なぜか安心感を覚えてしまうという不思議さがあります。逆に、JohnYoko のことをよく知らない人には、これこそが Fantasy = 自由奔放な空想/奇抜な考え と思うのかもしれません。ちなみに、ジャケット写真は篠山紀信が撮影したものです。

ダブル・ファンタジー ~ミレニアム・エディション~ダブル・ファンタジー ~ミレニアム・エディション~
(2000/10/09)
ジョン・レノン&ヨーコ・オノ

商品詳細を見る

収録曲は、次の通りです。
1.スターティング・オーヴァー - (Just Like)Starting Over
2.キス・キス・キス - Kiss Kiss Kiss
3.クリーンアップ・タイム - Cleanup Time
4.ギヴ・ミー・サムシング - Give Me Something
5.アイム・ルージング・ユー - I'm Losing You
6.アイム・ムーヴィング・オン - I'm Moving On
7.ビューティフル・ボーイ - Beautiful Boy(Darling Boy)
8.ウォッチング・ザ・ホイールズ - Watching The Wheels
9.あなたのエンジェル - Yes, I'm Your Angel
10.ウーマン - Woman
11.ビューティフル・ボーイズ - Beautiful Boys
12.愛するヨーコ - Dear Yoko
13.男は誰もが - Every Man Has A Woman Who Loves Him
14.ハード・タイムス・アー・オーヴァー - Hard Times Are Over

1.3.5.7.8.10.12.が John の曲で、残りが Yoko の曲です。
7.と8.で連続しているのは、LPレコード時のA面最後とB面最初という事情で、LPではA面B面とも John の曲から始めようという意図があったようです。
2000年に、ボーナス・トラック3曲を追加したデジタル・リマスター盤が発売されています。
15.ヘルプ・ミー・トゥ・ヘルプ・マイセルフ  Help Me To Help Myself
16.ウォーキング・オン・シン・アイス  Walking On Thin Ice
17.セントラル・パーク・ストロール  Central Park Stroll(Dialogue)

15.は John の曲で、16.が Yoko の曲です。17.は [Double Fantasy] のプロモーション・ビデオから、JohnYoko に語りかけたもの。

JohnLennon_MilkAndHoney_InnerLPimage
[Double Fantasy] の発表後、続編として3年後にリハーサル段階の楽曲を Ono Yoko が編集したアルバム[ミルク・アンド・ハニー(Milk And Honey (with Yoko Ono))]がリリースされます。こちらも、[Double Fantasy] 同様に JohnYoko の曲が交互に並ぶスタイルがとられており、ジャケット写真も篠山紀信が撮影した同じ印象の別ショットが使われています。ただし、今回はカラー写真で微笑んでいる2人が映し出されています。
John は亡くなる2日前に「次のアルバムは半分できている」と語っており、[Double Fantasy] 制作時に録音されていた曲をベースに編集を加え、John の曲に呼応する形で Yoko の曲は作られているので、前作よりは会話感があるアルバム構成となっています。
[Double Fantasy] と [Milk And Honey] は、同時期にレコーディングされた John の曲が使われており、Yoko がペアと位置づけて扱っていますが、きっと John も反対するような気持ちもなく、3年という時間を超えた2枚組アルバムができあがったことを喜んでいるのではないでしょうか。

ミルク・アンド・ハニーミルク・アンド・ハニー
(2010/10/06)
ジョン・レノン

商品詳細を見る

収録曲は、次の通りです。
1.アイム・ステッピング・アウト - I'm Stepping Out
2.スリープレス・ナイト - Sleepless Night
3,アイ・ドント・ウォナ・フェイス・イット - I Don't Wanna Face It
4,ドント・ビー・スケアード - Don't Be Scared
5.ノーバディ・トールド・ミー - Nobody Told Me
6.オー・サニティ - O'Sanity
7.ボロウド・タイム - Borrowed Time
8.ユア・ハンズ - Your Hands
9.マイ・リトル・フラワー・プリンセス - My Little Flower Princess(Forgive Me)
10.レット・ミー・カウント・ザ・ウェイズ - Let Me Count the Ways
11.グロー・オールド・ウィズ・ミー - Grow Old With Me
12.ユアー・ザ・ワン - You're the One

こちらは、John の曲と Yoko の曲が交互に並べられています。
2001年には、運命の刻の直前に録音された2人のインタビューとボーナス・トラック3曲が追加収録されたデジタル・リマスター盤が発売されました。
13.エヴリ・マン・ハズ・ア・ウーマン・フー・ラヴズ・ヒム(男は誰もが) - Every Man Has a Woman Who Loves Him
14.ステッピング・アウト(ホーム・ヴァージョン) - Stepping Out (Home Version)
15.アイム・ムーヴィング・オン(ホーム・デモ) - I'm Moving On (Home Demo)
16.ジョン&ヨーコ インタビュー(1980年12月8日

13.は Yoko の曲を John が歌っています。14.は John の曲で生ギターの弾き語り、15.は Yoko の曲でピアノの弾き語りです。そして、16.は運命の日1980/12/8の午後に行なわれた JohnYoko へのインタビューです。

JohnLennon_MilkAndHoney_BackLPimage



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tag : ジョン・レノン ビートルズ

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